民話の部屋 民話の部屋
  1. 民話の部屋
  2. 面白い人・面白い村にまつわる昔話

面白い人・面白い村にまつわる昔話(全56話)

闇夜の柿(やみよのかき)

闇夜の柿(やみよのかき) 【熊本県

昔、あるところにお寺があったと。 お寺の庭(にわ)の柿の木に、枝もたわわに実がなって、秋にはその実が赤く熟れて、うまそうだと。

この昔話を聴く

江戸見物(えどけんぶつ)

江戸見物(えどけんぶつ) 【東京都

むかし、むかし、ある田舎(いなか)の分限者(ぶげんしゃ)が江戸見物にでかけることにしたと。 なにしろお江戸は初めての町。聞くところによれば、江戸は大層(たいそう)ぶっそうなところで、道を歩くにも少しの油断も出来ないという。

この昔話を聴く

酒呑み(さけのみ)

酒呑み(さけのみ) 【山形県

むかしむかし、あるどこさ、酒好きで酒好きで、毎日毎日、朝から呑(の)んでいる夫(とと)がいだんだけど。 田でも畑でも、 「あそこは何升(なんしょう)、あそこは何ぼかな」 て、みんな酒に見えるんだど。

この昔話を聴く

忘れてもう一つ(わすれてもうひとつ)

忘れてもう一つ(わすれてもうひとつ) 【岩手県

むかしむかし、 あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんがいだど。 爺さんは七十五、婆さんは七十で、どっちも、目もはっきりしていたし、歯も、漬物ぱりぱりと食っていで、まだまだ達者だったど。

この昔話を聴く

牛の嫁入り(うしのよめいり)

牛の嫁入り(うしのよめいり) 【山梨県

むかし、あるところに、怠(なま)け者でずる賢(かしこ)い権兵衛(ごんべえ)という男がおった。 あるとき、権兵衛が鎮守(ちんじゅ)の森の御宮(おみや)さんでお賽銭(さいせん)もあげんと…

この昔話を聴く

信心婆さまと欲深和尚(しんじんばさまとよくふかおしょう)

信心婆さまと欲深和尚(しんじんばさまとよくふかおしょう) 【青森県

むかし、あったけど。 あるところに、貧(まず)しいけれど、信心深い婆(ばあ)さまが住んでおった。 婆さまは、死んだらば、地獄(じごく)には行きたくねぇ、なんとか極楽に行きたいと思うて、毎日、毎日、お寺参りをしたんだと。

この昔話を聴く

きん玉を取られる話(きんたまをとられるはなし)

きん玉を取られる話(きんたまをとられるはなし) 【青森県

むかし、あるところに仲のよい夫婦があったと。男は毎日ぼろの仕事着を着て行くので、もう少しこぎれいな着物を着て行けと、嬶が小ざっぱりしたよい着物をこさえてやったと。それを着て山へ行ったが、亭主はもったいないと思って、脱いで木の枝にひっかけた。

この昔話を聴く

吉四六さんと借金取りの香典(きっちょむさんとしゃっきんとりのこうでん)

吉四六さんと借金取りの香典(きっちょむさんとしゃっきんとりのこうでん) 【大分県

むかし、ある年の大晦日のこと。吉四六さんの村では、借金取りが掛売りの貸金を集金しに、家々をまわっておった。家の中からそれを見ていた吉四六さんの女房「貸すほどお金があるっちゅうのも大変だねえ」

この昔話を聴く

木綿屋の災難(もめんやのさいなん)

木綿屋の災難(もめんやのさいなん) 【秋田県

昔、あったとしゃ。正月の木綿のことを節の木綿といったが、おれたちだば、節綿て言ったもんであった。ある村に親方の家があって、若い衆を幾人も使ってあったど。

この昔話を聴く

爺様と婆様の話(じさまとばさまのはなし)

爺様と婆様の話(じさまとばさまのはなし) 【岩手県

昔、あったず。ある所ね、爺様と婆様あったず。その家の裏に大き木ぃあったず。あるとき、又八ず人ぁ来て、「家の裏にある、けやき売れ」たへで、婆様、「良え」て、売るごどねしたず。

この昔話を聴く

五文の話(ごもんのはなし)

五文の話(ごもんのはなし) 【秋田県

むかし、あるところに話の好きな婆さまいたと。あるとき、「飽きるまで話聞かせてける人、いねぇべか。聞かへた者さ五文くれてやる」て、いったと。

この昔話を聴く

天狗とお獅子(てんぐとおしし)

天狗とお獅子(てんぐとおしし) 【岩手県

むかし、むかし、あるところにお爺(じい)さんとお婆(ばあ)さんと、息子夫婦(むすこふうふ)と孫(まご)達がいだど。今日は、お爺さんが孫達と留守番(るすばん)をしていだど。

この昔話を聴く

銭コがモッケになった話(じぇんこがもっけになったはなし)

銭コがモッケになった話(じぇんこがもっけになったはなし) 【青森県

むかし、津軽(つがる)のある村さ、そりゃあ、そりゃあ、ケチで欲(よく)たかりの金貸しがいたど。ケチもケチも、この金貸しゃあ情(なさ)け容赦(ようしゃ)なく銭(じぇん)コば取りたてるもんで・・・

この昔話を聴く

山しょう売り(さんしょううり)

山しょう売り(さんしょううり) 【山形県

昔話は子供向けの物語りばかりかというとそうではないわね。大人向けと思われる話もけっこう多いのよね。昔は子供も重要(じゅうよう)な働き手(はたらきて)…

この昔話を聴く

女房を出す戸口(にょうぼうをだすとぐち)

女房を出す戸口(にょうぼうをだすとぐち) 【岩手県

むがすあったじもな。あるどごに夫と女房があったど。夫は、隣の女房が常日(つねひ)ごろ化粧ばかりしているので、ばかにいい女ごに見えただ。惚れだど。家(…

この昔話を聴く

避けられない年取り(さけられないとしとり)

避けられない年取り(さけられないとしとり) 【岩手県

むがしあったずもな。あるどこに年取りだぐねえ男がいだんだど。ある年の、暮れも迫(せ)まったごろ、その男が、「年取りだぐねえ、年取りだぐねえ」って、村…

この昔話を聴く

茗荷もの忘れ(みょうがものわすれ)

茗荷もの忘れ(みょうがものわすれ) 【岩手県

むかし、あるところに一軒の宿屋があった。この宿の主人はとても欲が深く、部屋に忘れもんがあると、みんな自分のものにしてしまうような人だったと。あるとき…

この昔話を聴く

長い名前(ながいなまえ)

長い名前(ながいなまえ) 【秋田県

いどセャ、昔、昔ナ。ある所(どこ)さ婆(ばんば)がまめでいる家(え)コあったどヨ。そごの家さ、めんこいわらすコ生まれだんだどヨ。とごろがセャ、あんま…

この昔話を聴く

壺算用 【大分県

昔、吉四六(きっちょむ)さんが梅干(うめぼし)を入れる壷(つぼ)と水瓶(みずがめ)を買おうと、瀬戸物屋(せとものや)へ行ったそうな。「ごめんなっし、…

この昔話を聴く

ココが好き!!ポイント

吉四六さんの話術に思わず感心!

「壺算(つぼざん)」を知っていますか?よく聞いていないと、うっかり騙されてしまいそうなお話です。そして吉四六さんの独特の言い回しはユーモアに溢れていて、思わずクスッと笑ってしまいます。
さて、吉四六さんはどんな風に「壺算」を使ったのか…瀬戸物屋の小僧さんと一緒に、ちょっと頭をひねって考えてみて下さいね!

三人泣き(さんにんなき) 【岡山県

昔、あるところにばあさんが住んでおったそうな。ばあさんには息子(むすこ)が一人おって、遠くの街へ奉公(ほうこう)に行っておったと。ばあさんは朝と夕方…

この昔話を聴く

狐の魚売り(きつねのさかなうり) 【広島県

昔、山奥(おく)に二匹(ひき)の夫婦狐(めおとぎつね)が棲(す)んでいたと。 ある日、夫狐が、 「毎日毎日、同じものばかり食べているのは面白うないなぁ。一度でいいから、人間が食べていた小豆飯(あずきめし)を食うてみたいものだな」 というたら、女房(にょうぼう)狐も…

この昔話を聴く

江戸見物(えどけんぶつ) 【山形県

むかしむかし、あるところに在郷太郎(ざいごうたろう)がおった。少々小金が貯まったので、江戸見物に出掛(か)けたと。

この昔話を聴く

あほな聟さん(あほなむこさん) 【兵庫県

むかし、むかし、あるところにあほな聟(むこ)さんがあった。 ある日、聟さんが嫁(よめ)さんに頼(たの)まれた用をたしに道を歩いていると、火事で大勢(おおぜい)の人達が働いていた。

この昔話を聴く

シロネズミ 【兵庫県

むかし、あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんがおったそうな。 あるとき、爺さんが恵比須(えびす)様のお祭りで町へ行ったら、露(ろ)天商人がシロネズミをたくさん売っておった。

この昔話を聴く

死人と留守番(しにんとるすばん) 【群馬県

むかし、あるところに旅商人の小間物売りがおったと。 小間物売りが山越(ご)えをしていたら、途(と)中で日が暮(く)れたと。 あたりは真っ暗闇(やみ)になって、行くもならず引き返すもならず途方に暮れていたら、森の奥(おく)に灯りが見えた。

この昔話を聴く

雨の降る穴(あめのふるあな) 【山形県

六月は梅雨(つゆ)の季節だが、昔からあんまり長雨が降ると嫌(きら)われるていうな。 昔、昔、あるところに親父(おやじ)と兄と弟があった。 兄と弟が、夜空を眺(なが)めていると、お星さまがいっぱい出ている。兄は弟に、 「あのお星さまな、あいつ、雨降(ふ)ってくる天の穴だ」というたと。

この昔話を聴く

和尚さんと極楽風呂(おしょうさんとごくらくぶろ) 【香川県

昔あるところにお寺があって、和尚さんが一人おったと。 あるとき和尚さんは、法事に呼ばれて、一軒の貧しい檀家に行ったと。 お経を読んで法事が終わったら、その家のおっ母さんが、 「私ン家はこのとうりの貧乏家ですから、何のおもてなしは出来ませんが、せめて思うて、お風呂の用意をいたしましたから、どうぞお入りになって温もうて下さい」 というたと。

この昔話を聴く

トンチンカン小僧(とんちんかんこぞう) 【栃木県

昔、あるところに、やることなすことどこかずれてしまう小僧がおったと。 ある日のこと、主人が、 「今日は山に行って木を伐って来い」 といいつけて、焼き飯を持たせてやったと。

この昔話を聴く

二人の無精者(ふたりのぶしょうもの) 【長野県

昔、あるところに無精者(ぶしょうもの)の男があったと。あるとき、男は用たしに町へ出かけたと。家を出しなに、女房(にょうぼう)は握(にぎ)り飯(めし)をこしらえて、無精な亭主(ていしゅ)の首にくくりつけてやったと。

この昔話を聴く

拾い屋(ひろいや) 【東京都

むかし、江戸のあるところに貧乏長屋があったと。その長屋にひとりの男が引っ越して来た。ところがこの男、一体何を生業にして暮らしているのやら、さっぱりわからん。

この昔話を聴く

バカ聟に梅と鶯(ばかむこにうめとうぐいす) 【宮崎県

むかし、あるとこにバカ聟どんがあった。 ある日、嫁さんの実家から、 「こんど、ふすまが貼れたから見に来るように」 という報せが届いた。 それで、嫁さんがこっそり、ふすまの絵を見に行ったと。ふすまには梅と鶯の絵が画いてあった。

この昔話を聴く

吉四六さんと鳶と魚売り(きっちょむさんととんびとさかなうり) 【大分県

むかし、豊後の国、今の大分県臼杵市野津町大字野津市というところに吉四六さんという面白い男がおった。ある日のこと、吉四六さんにしては珍しくすることがなくて、縁台に腰かけていた。

この昔話を聴く

吉四六さんの柿 二題(きっちょむさんのかき にだい) 【大分県

むかし、吉四六さんが裏の柿の下で薪割りをするためにマサカリを振り上げたら、枝の熟柿が頭に落ちてきたと。てっきりまさかりの刃が抜けて頭に落ちてきたと思うたもんじゃき、「うわぁ、大変じゃ。誰か来ちくりィ。ああ痛え、早う医者を呼んでくりい」と、大騒ぎだと。

この昔話を聴く

無言くらべ(むごんくらべ) 【和歌山県

むかし、あるところにお爺さんとお婆さんがおった。あるとき、隣から餅を七つもらった。夜も更けて、天井にぶら下げたランプの下で、餅を盛った皿を真ん中に、お爺さんとお婆さんが向かい合って座っていた。

この昔話を聴く

俄か長者(にわかちょうじゃ) 【山形県

むかしとんとんあったずま。ある村さ、とても働き者の若い衆(し)いだけど。その若い衆、何とかして物持ちになって、長者(ちょうじゃ)さまになってみだいと、常々思っていだけど。

この昔話を聴く

仏も悋気にゃ勝てん(ほとけもりんきにゃかてん) 【熊本県

むかし、あるところに欲深でそのうえ嫉妬(しっと)深い婆さんがおったと。村の人達はみんな仏さんを拝(おが)んでいたが、この婆さんだけは信心(しんじん)のしの字もなかったと。

この昔話を聴く

幾つになっても(いくつになっても) 【新潟県

昔、あるところに爺さんと婆さんが二人して暮らしていたと。爺さんと婆さんは、年が年とて、畑仕事がきつくなってきた。爺さんは、お寺の和尚(おしょう)さんに掛(か)け合って、寺奉公(てらほうこう)することにしたと。

この昔話を聴く

ひとりは十能(ひとりはじゅうのう) 【岡山県

むかし、あるところに婆(ば)さまと娘(むすめ)が暮らしてあったと。娘は山ひとつ向こうの隣村(となりむら)へ奉公(ほうこう)に行ったと。

この昔話を聴く

金を拾うたら(かねをひろうたら) 【山梨県

むかし、あるところに貧乏(びんぼう)な男が二人いたと。二人は借金(しゃっきん)がたくさんあって困(こま)っておった。とうとう、二人揃(そろ)って夜逃(よに)げをしたと。

この昔話を聴く

見なきゃ良かった 聞かなきゃ良かった(みなきゃよかった きかなきゃよかった) 【宮城県

むがすあったずもな。あるどごに旅人(たびびと)がいて、歩いでいだら日が暮れだ。「野宿はしたくねぇし、今夜一晩(ひとばん)泊めて呉(け)るどご無(ね)がなぁ」っで言って、なおも歩いでいだら、うまいごどに一軒家(いっけんや)があったど。

この昔話を聴く

親子と馬(おやことうま) 【高知県

むかし、あるところにお父(とう)と息子が住んであったと。あるとき、馬を一頭、町へ売りに行くことになったと。お父と息子は、さてどうやって馬を連れて行こうか…

この昔話を聴く

茶のはじまり(ちゃのはじまり) 【鹿児島県

昔、大島のある村に、お茶というものが来た、というて、村中の老人、青年、女、子供、みんな浜に出て、味見をすることになったと。大きな釜(かま)を浜に据(…

この昔話を聴く

ねじ金と妹とおっ母さん(ねじきんといもうととおっかさん) 【高知県

むかし、高知県須崎市(すさきし)というところに、ねじ金(きん)という、とてつもない力持ちがおったそうな。あるとき、村の相撲大会(すもうたいかい)があ…

この昔話を聴く

涼み袋(すずみぶくろ) 【高知県

昔、ひとりの侍(さむらい)がお供を連れて、山道を越えよったげな。うんと日が照る暑い日のことで、侍もお供の者も「暑い、暑い」ち言いながら歩きよったとこ…

この昔話を聴く

茶・栗・柿(ちゃくりかき) 【愛媛県

むかし、あるところにおっ母(か)さんと息子があった。息子は少々頭(おつむ)が弱かったと。おっ母さんは、息子のことを心配して、「いつまでも遊ばせておい…

この昔話を聴く

爺か神か(じいかかみか) 【広島県

昔、あるところにお爺さんとお婆さんがおったそうな。あるとき、お爺さんが山へ木ィ挽(ひ)きに行ったと。朝まから木をゴリゴリ、ゴリゴリ挽きおったら、のど…

この昔話を聴く

そこつ そうべえ 【広島県

むかし、むかし、あるところに、そうべえさんという、それはそれはそそっかしい男がおった。あるとき、そうべえさんは、一つ山を越えた町のお宮さんへおまいり…

この昔話を聴く

小便占い(しょうべんうらない) 【岡山県

なんと昔があったそうな。あるところに爺さんと婆さんがおって、その日の米にも困るほどの貧乏暮らしじゃったそうな。正月がきたというのに餅(もち)一臼(ひ…

この昔話を聴く

貧乏神(びんぼうがみ) 【兵庫県

昔あるところに一人の貧乏(びんぼう)な男がおった。男は、食う物ぁ食わんとっても、寝とる方がええというほど仕事嫌いだったと。ある年の節分(せつぶん)の…

この昔話を聴く

金塊と砥石(きんかいとといし) 【岐阜県

むかし、むかし。ある村に少しおめでたい息子がおったと。息子の家は、砥石(といし)を山から切り出して商(あきな)っていたと。息子は家の手伝いはおろか、…

この昔話を聴く

山の一軒家(やまのいっけんや) 【山梨県

むかし、あるところに炭焼きの若い衆(し)が二人で、春炭(はるすみ)を焼きに山へ行ったと。ところが、どこでどう道を迷うたのか、行けども行けども炭焼かま…

この昔話を聴く

数字の手紙(すうじのてがみ) 【新潟県

昔、あったてんがな。ある年、天気がおかしなあんばいで、田んぼも畠(はたけ)も馬鹿(ばか)げに作(さく)が悪いだんが、村で寄り合いして、年貢(ねんぐ)…

この昔話を聴く

ダンゴドッコイショ 【神奈川県

むかし、ある村に、ちょっぴり頭の弱いムコさんがおった。あるとき、ムコさんは、山一つ越したヨメさんの実家へ、ごちそうによばれて行った。ヨメさんの親は、…

この昔話を聴く

芋ころがし(いもころがし) 【埼玉県

むかし、あるところに庄屋さんがあって、お祝いごとがあったそうな。そこで、村人たちもお呼ばれで、ご馳走になることになったと。村人たちは、寄るとさわると…

この昔話を聴く

人のいいお湯屋(ひとのいいおゆや) 【千葉県

むかし、むかし、卵と皿と笊(ざる)と炭と味噌と徳利(とっくり)がいたと。ある日、そろってお湯屋に行った。久し振りにお湯に入った。卵と皿と笊と炭と味噌…

この昔話を聴く

酒と小便(さけとしょうべん) 【山形県

むかし。羽前の国、山形県に、佐兵(さひょう)というとんち者がおった。この佐兵の住んでいた村は、天領(てんりょう)というて将軍(しょうぐん)さまの支配…

この昔話を聴く

※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

〜あなたの感想をお寄せください〜

怖い
雪女」の感想

親の仇で一度は自分も殺そうとした女が本性を隠して嫁入りしてるのが一番怖い( 20代 / 男性 )

楽しい
三枚のお札」の感想

なんでも願いが叶うお札なら、山姥を絶世の美女に変えてもらい、性格を可愛くて従順に、最後にオラの嫁にしてもらう、のがベスト。( 40代 / 男性 )

楽しい
約束ごと」の感想

オチが面白かった!!是非読んでくだせー( 10代 )

もっと表示する
悲しい
婆コロリン」の感想

欲深婆さんだけど、ちょっとかわいそう( 10歳未満 / 男性 )

悲しい
「民話の部屋」の感想

悲しいなぁ・・・( 10歳未満 / 女性 )

楽しい
「民話の部屋」の感想

色々なお話があって面白い。( 10歳未満 / 女性 )

怖い
山姥と馬子」の感想

山姥怖い、けど馬子あそこまでする必要があるのかな

驚き
雉女房」の感想

鶴の恩返しや蜘蛛の恩返しも助ける生き物たちは女でおかしいなーとと思う 何故かというと男もいると思うから