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群馬県の昔話(全12話)

耳だけ極楽(みみだけごくらく)

耳だけ極楽(みみだけごくらく)

むかし、あるところに根性曲(こんじょうま)がりで手前勝手(てまえかって)な婆(ば)さがおったと。 この婆さが急の病(やまい)でコロッと亡くなった。地獄落ちだと。

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文福茶釜(ぶんぶくちゃがま)

むかし、あるところに爺さと婆さとふたりおって、貧乏暮らしをしとったと。あるとき、婆さが、「爺さんや、今日は少しぬくいから買物に行ってくれませんかのう…

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死人と留守番(しにんとるすばん)

むかし、あるところに旅商人の小間物売りがおったと。 小間物売りが山越(ご)えをしていたら、途(と)中で日が暮(く)れたと。 あたりは真っ暗闇(やみ)になって、行くもならず引き返すもならず途方に暮れていたら、森の奥(おく)に灯りが見えた。

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笠地蔵(かさじぞう)

むかし、あるところに貧乏な爺さと婆さがいてあったと。年越しの前の日に爺さは、山から松の枝を取ってきて

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榛名湖の腰元蟹(はるなこのこしもとがに)

むかし、上野(こうずけ)の国、今の群馬県(ぐんまけん)の榛名山(はるなさん)のふもとに立派(りっぱ)な館(やかた)があった。館にはひとりの可愛らしい…

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鬼と山芋(おにとやまいも)

むかし、あったとさ。上州(じょうしゅう)、今の群馬県の白根山(しらねさん)に、それはそれはおっそろしい鬼(おに)が住んでおった。その鬼は腹が空(す)…

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猿の恩返し(さるのおんがえし)

むかし、あるところに正直(しょうじき)な爺(じ)さと婆(ば)さがあったと。あるとき、爺さが山で柴刈(しばか)りをしていたら、仔猿(こざる)が一匹、木…

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兎の眼と耳と尾(うさぎのめとみみとお)

むかし、むかしの大昔。ある山に親兎(おやうさぎ)と子兎(こうさぎ)が住んであったと。ある日、親兎が食べ物を見つけに行った。行くとき、子兎に、「寂しい…

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食わず女房(くわずにょうぼう)

むかし、むかし、あったとさ。あるところに吝(けち)な男がいてあった。いつも、「飯(まま)食わねで、仕事をうんとする嬶(かかあ)欲しい」というていた。

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椀貸淵(わんかしぶち)

利根川(とねがわ)の上流、群馬県は老神温泉(おいがみおんせん)の近く、追貝(おっかい)というところに一筋(ひとすじ)の川が流れている。名を片品川(か…

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お菊ののろい(おきくののろい)

むかし、上州(じょうしゅう)、今の群馬県沼田(ぐんまけんぬまた)というところに、小幡上総介(おばたかずさのすけ)という侍(さむらい)がおったそうな。

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上州のデーラン坊(じょうしゅうのでーらんぼう)

昔、昔、大昔、そのまた昔があったと。上州の信州境(ざかい)に、デーラン坊という大男がおったと。どんなに大きい男かというと、上州の妙義山(みょうぎさん…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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怖い
雪女」の感想

親の仇で一度は自分も殺そうとした女が本性を隠して嫁入りしてるのが一番怖い( 20代 / 男性 )

楽しい
三枚のお札」の感想

なんでも願いが叶うお札なら、山姥を絶世の美女に変えてもらい、性格を可愛くて従順に、最後にオラの嫁にしてもらう、のがベスト。( 40代 / 男性 )

楽しい
約束ごと」の感想

オチが面白かった!!是非読んでくだせー( 10代 )

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悲しい
婆コロリン」の感想

欲深婆さんだけど、ちょっとかわいそう( 10歳未満 / 男性 )

悲しい
「民話の部屋」の感想

悲しいなぁ・・・( 10歳未満 / 女性 )

楽しい
「民話の部屋」の感想

色々なお話があって面白い。( 10歳未満 / 女性 )

怖い
山姥と馬子」の感想

山姥怖い、けど馬子あそこまでする必要があるのかな

驚き
雉女房」の感想

鶴の恩返しや蜘蛛の恩返しも助ける生き物たちは女でおかしいなーとと思う 何故かというと男もいると思うから