フジパン民話が終了し、今後どうなるのか心配していました。こちらのサイトで継続されるのですね。とても嬉しいです。六渡邦昭様がご快癒されますことをお祈り申し上げております。それでは失礼します。( 50代 / 男性 )
むかし、美濃(みの)の国(くに)、今の岐阜県(ぎふけん)大野郡(おおのぐん)宮村(みやむら)の段(だん)というところに、猪野谷(いのや)という人がいたと。
むかし、あるところに一人の若者がおったと。若者は畑仕事のあいまに駄賃(だちん)働きするほどの働き者だったと。ある日、若者が駄賃働きで隣(となり)村へ…
昔、ある家の亭主(ていしゅ)が、 「頭が痛(いた)い、頭が痛い」 といって寝(ね)ていると、近所の人が来て、 「亀の生血(いきち)を飲んだら治るだろう」 と、教えてくれた。 そこで、家の者が八方手配りして、海亀(うみがめ)を一匹捕(と)って来たそうな。
昔々、小さなお城があったと。そのお城に、それはそれは美しいお姫様があったと。夜更になると、毎晩、立派な若侍が遊びに来たと。お姫様のおつきの者は、どうも怪しいと、はかまの裾に針を刺しておいたと。すると若侍は、その針が刺さって血をたらしながら帰って行った。
むかし、あるところに和尚さんと小僧さんがおったと。ある秋の日、和尚さんと小僧さんが檀家の法事をすませてお寺へ帰る道を歩いていたと。空は晴れとるし、草花は咲いとるし、道端の石に腰かけて、和尚さん一服した。
昔々なも。あるところにひとりの六部(ろくぶ)さんあって、方々(ほうぼう)旅をして回っていたそうだわな。あるとき、淋(さび)しい田舎(いなか)の道へきてなも・・・
むかしあったと。あるところに、爺(じ)さまと三人の娘がおった。爺さまは毎日毎日、山の畑を耕していた。あるとき、あんまりくたびれて、せつないから、「だ…
むかし。あるところに雨蛙(あまがえる)の親子がおった。親蛙(おやがえる)は子蛙(こがえる)を大事に育てたが、子蛙はちっとも親蛙の言うことを聞かん。親…
むかしあったと。ある日の暮れ方、雀(すずめ)と烏(からす)が林に行って、楢(なら)の木に一夜のお宿を頼んだと。そしたら楢の木は、「お前達みたいな者に…
むかし、むかし。ある村に少しおめでたい息子がおったと。息子の家は、砥石(といし)を山から切り出して商(あきな)っていたと。息子は家の手伝いはおろか、…
むかし、ある村に魚釣りの好きな男がいたと。ある春の日、男は、「水が温(ぬる)んできたから、魚どもも動き出す頃合(ころあ)いじゃろ」いうて、村はずれを…
むかし、あるところに、とても優しいお婆さんがおったと。ある日のこと、お婆さんが庭に出てみると雀(すずめ)が一羽、飛び立つことが出来ないでバタバタしと…
むかし、あったと。飛騨乗鞍(ひだのりくら)の奥山(おくやま)深く分け入った中に沢上(そうれ)という谷があって、長吉(ちょうきち)という正直な炭焼きが…
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※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。
語り:井上 瑤/平辻 朝子
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船頭が知ってたって事は医者の前にも見込まれた人がいたのかそれとも?( 30代 / 男性 )
小舟で釣鐘を二つも運んでたの?( 30代 / 男性 )
七不思議って怖いね( 10代 / 男性 )
猿は、悪いことをしたわけでもなく、むしろ困っていた翁の約束に応えて力を貸し、困難を取り除き、末娘を大切にし、その願いを叶えようと、出来る限りのことをしています。その猿が殺されてしまうことは、かわいそうでなりません。末娘は、結婚が嫌なら二人の姉のように断ればいいだけだと思いますし、それで婚約破棄になった為にが賠償しなければいけなくなってもそれは仕方のないことだと思います。しかし、猿は、殺されても仕方がないようなことはしていません。そして、娘は、猿の命を奪うこと以外の解決法を考えられるはずです。親孝行で賢い良い娘としてかかれている末娘は、最初から殺害しようと考えているようで、二人の姉よりずっと腹黒く残忍な娘だと思います。この話を、もしも取り扱わなければならない時は、自分の娘を労働の対価として物のように扱う翁やかけがえのない命を奪ってまで解決しようとした末娘の行動や、結局、猿を騙したり、殺害したりした翁や末娘が、そんなことで本当に幸せになれるのかどうかなどを問題にしようと思います。( 50代 / 男性 )
本当に驚きました。
たぬきけなげ( 30代 / 女性 )
令和四年6月10日現在、「和尚さんと狸」の話を聴いて感動し、このタヌさんの様に受けた恩義を長年努力してお返ししようとする若者、いや御仁はいるのだろうか… 少なくとも5年前の私ならばそんな余裕は無かったかも。今ならば、老い先短い今ならば、タヌさんがした様にコツコツと砂金を集められたかもしれない。欲望があるうちはなかなか出来ない感謝の所作。タヌさん有り難う。( 60代 / 男性 )
狸と和尚さんの友情に心温まりました。最後は切なかったけど、いいお話でした。( 30代 / 女性 )
いつも、ほっこりする民話をありがとうございます♪いつまでも残したいお話ばかりです!( 40代 / 女性 )
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