民話の部屋 民話の部屋
  1. 民話の部屋
  2. お話一覧

(全883話)

ふしぎな手拭(ふしぎなてぬぐい) 【高知県】

とんと昔、ある村の一番大きな金持ちの家へ、ある日、ひとりのみすぼらしいなりをしたお遍路さんがやって来たそうな。門口に立って、御詠歌を歌い、何がしかの寄進を乞うたと。すると、そこの奥さんは、「このせわしいときに、お前なんぞにとりあっていられん。さあ、とっとと出て行き」と言うて、邪険に追い追い払ってしもうた。

この昔話を聴く

仏様に失礼(ほとけさまにしつれい) 【熊本県】

むかし、ある寺にとんち名人の一休さんという小僧がおった。 この一休さんには、物識り和尚さんもたじたじさせられておったと。 「一遍でもええから、一休をへこませてやりたいもんじゃ」 つねづねそう思っていた和尚さん、ある晩いい考えが浮かんだ。

この昔話を聴く

金神様(かねがみさま) 【山形県】

むかしあったけど。あるところに若い夫婦がいてあったと。夫なる男は大層臆病者で、晩げには外の厠へ一人で小便にも行けないほどだと。妻は夫の臆病を治してやるべとて、夕顔のでっこいのを六尺棒に吊るして門口さ立てておいたと。

この昔話を聴く

親捨山(おやすてやま) 【福島県】

むかし、むかし。ある国にとても厳しいきまりがあったと。六十歳になった年寄りは、山へ捨てに行かなければならないのだと。その国のある村に、ひとりの親孝行な息子がおった。母親が六十歳になったと

この昔話を聴く

スカンデと明けの明星(すかんでとあけのみょうじょう)

スカンデと明けの明星(すかんでとあけのみょうじょう) 【北海道】

むかし、ほうそうの神が人界に降りて来て、歩きまわっているとき、ふと美しい村の娘を目にとめられて、愛されたそうな。それから月満ちて生まれたのがスカンデだ

この昔話を聴く

惚れ薬(ほれぐすり) 【愛知県】

むかし、あるところに商人の番頭さんがおったと。「俺もそろそろ嫁ごを貰わんとならんが、どうせ貰うんなら美しい嫁ごが欲しいものだ」そう考えて、毎日毎日、あちらこちらと商売に行っていたら、あるところで、「惚れ薬」があるという耳よりの話を聞いたと。

この昔話を聴く

猪狩り正右衛門(ししがりしょうえもん) 【宮崎県】

昔、日向の国、今の宮崎県西都市に正右衛門という狩人があったげな。正右衛門は猪撃ちの狩人でな、山に入ると猪の気配を感じるじゃろか、犬の放しどころに無駄がなかったちいうぞ。

この昔話を聴く

猫の名(ねこのな) 【山口県】

むかし、むかし、あるところに爺と婆があったと。爺と婆は二人暮らしでさびしいから、猫を一匹もろうてきて飼うていたと。しかし、その猫には名前がついてなかった

この昔話を聴く

二人の無精者(ふたりのぶしょうもの) 【長野県】

昔、あるところに無精者(ぶしょうもの)の男があったと。あるとき、男は用たしに町へ出かけたと。家を出しなに、女房(にょうぼう)は握(にぎ)り飯(めし)をこしらえて、無精な亭主(ていしゅ)の首にくくりつけてやったと。

この昔話を聴く

刈り盗ったのは誰(かりとったのはだれ) 【新潟県】

とんと昔があったけど。ある日、ネズミとイタチが道で出会うたと。ネズミが、「イタチどん、イタチどん、おら粟の穂三穂持っている。一緒に種蒔きしねか」と言うたら、イタチが、「そりゃ、いいども。育ったらどうする」 と聞いたと。

この昔話を聴く

柳の美男(やなぎのびなん)

柳の美男(やなぎのびなん) 【岩手県】

昔、盛岡の木伏に美しい娘があったと。毎日家の前の北上川へ出て、勢よく伸びた柳の木の下で洗濯物をしていた。あるとき、その娘がいつものとうり洗濯に出たまま行方がわからなくなったと。

この昔話を聴く

念仏婆さん(ねんぶつばあさん) 【高知県】

むかし、ある所にうんと念仏が好きなお婆さんがおったそうな。この念仏婆さんも、寄る年波には勝てずに、とうとう死んでしもうたと。

この昔話を聴く

朝顔と蛇(あさがおとへび)

朝顔と蛇(あさがおとへび) 【青森県】

昔、あるお寺に一人の和尚がいた。あまり裕福でもないので小坊主も置けないから、一匹の蛇をあずかって置いた。いつも外出するときには、蛇に今出て行くと告げるし、帰って来れば、また帰ったと言う

この昔話を聴く

子育て幽霊(こそだてゆうれい) 【兵庫県】

むかし、あるところに一軒の飴屋があった。ある夏の夜更けに、飴屋の戸を叩く者がある。トントントントン

この昔話を聴く

かわうその恩返し(かわうそのおんがえし) 【愛媛県】

むかし、あるところに貧しい男がおって、野良仕事をして暮らしておったと。あるとき、男は牛に草を食べさせようと、家から少し離れたところにつないでおいだと。

この昔話を聴く

和尚さんと狐(おしょうさんときつね) 【岐阜県】

むかし、あるところに和尚さんと小僧さんがおったと。ある秋の日、和尚さんと小僧さんが檀家の法事をすませてお寺へ帰る道を歩いていたと。空は晴れとるし、草花は咲いとるし、道端の石に腰かけて、和尚さん一服した。

この昔話を聴く

磯女(いそおんな) 【和歌山県】

むかし、和歌山県は里野というところに磯女(いそおんな)というものがおったそうな。磯女は、夜になると里野の岩山の上にあらわれ、この世の者とは思えない美しい娘姿で、髪の毛をすきながら歌をうたうのだと。

この昔話を聴く

天人子(てんにんこ)

天人子(てんにんこ) 【岩手県】

昔、岩手県の六角牛山のふもとの里に百姓をしている惣助という男があったと。里の附近には七つの池があり、その中のひとつに巫女石という石のある池があった。

この昔話を聴く

拾い屋(ひろいや) 【東京都】

むかし、江戸のあるところに貧乏長屋があったと。その長屋にひとりの男が引っ越して来た。ところがこの男、一体何を生業にして暮らしているのやら、さっぱりわからん。

この昔話を聴く

くじら長者(くじらちょうじゃ) 【長崎県】

長崎県西海市の松島は西彼杵半島の西一キロメートル沖、五島灘に浮かぶ島で、江戸時代には捕鯨が盛んな島だった。この松島に与五郎という肝の太っとい鯨捕りが住んでおったと。与五郎は毎日、「どうかして、鯨がたくさん捕れる方法はないものか」と考えておったと。

この昔話を聴く

※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

〜あなたの感想をお寄せください〜

感動
「わらしべ王子」の感想

「わらしべ王子」を読んで 何と交換するのかなと興味深く読みました。 王子のその後が気になります。 ( 50代 / 女性 )

怖い
「雪女」の感想

人を殺そうとするなんて・・・( 10代 )

驚き
「あぐばんば」の感想

あぐばんばが怖すぎる 昔話でこんな怖い見た目の怪異って 娘は勇敢で賢い ほっとした ( 50代 / 女性 )

もっと表示する
感動
「あぐばんば」の感想

悪い化け物は誰かが退治しなければ明るい未来は永遠にやって来ない。あぐばんばが死んで本当に良かった。スカッとして安心しました。1人の勇気ある賢い娘のお陰で平和を取り戻す事ができてとっても感動しました。( 女性 )

驚き
「骨をかじる男」の感想

新鮮な骨が好きなのかしら?( 10代 )

悲しい
「馬追鳥」の感想

山梨の八ヶ岳南麓に住んでいます。  標高800メーターの山の中です。  夏になると前の林からアオバトの鳴き声が聞こえて来ます。  家に来るお客様は、聞いた事のない鳴き声に「あれは何の声?」とよく訊かれます。 「アオバト」と言ってとても綺麗な鳥ですよ。と答えると殆どの方は「何だかもの悲しい鳴き声ですネ」と仰います。  馬追どりの話を聞き納得致しました。  これからは鳴き声を聞くたびにこのお話を思い出す事でしょう。  いいお話をありがとうございました。( 80代以上 / 女性 )

楽しい
「猫檀家」の感想

和尚さんは普段からよっぽど猫に優しかったのかしら。( 50代 / 女性 )

悲しい
「火男の話」の感想

婆様はその後どうなったのでしょうか。 爺様は金のために童をかわいがっていたのか、純粋に愛してあげられていたのか。家が栄えても、亡くなってしまった童を想うと可哀想でなりません。一概にひょっとこを飾れば家が繁栄するからめでたしめでたしとは締めくくれないなと複雑な気持ちになりました。

驚き

 ネズミがひいたりしたらエグいな( 10歳未満 / 男性 )