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福島県の昔話(全9話)

サルとカエルの餅競争(さるとかえるのもちきょうそう)

サルとカエルの餅競争(さるとかえるのもちきょうそう)

むかし サルとカエルがおって、餅搗(もちつ)いて食べまいかという相談をしたと。 ペッタラペッタラペッタラコ ペッタラペッタラペッタラコ

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鶴の嫁さま(つるのよめさま)

むかし、ある若者が山道を歩いていると、一羽の鶴(つる)が、わなに足をはさまれて、もがいていた。若者は、 「命あるものをいじめちゃならん」 と、わなをはずしてあげた。鶴は、ハタハタと舞(ま)いあがり、若者の頭の上をなんどもまわって、それから、どこかへ飛び去っていった。

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福の神(ふくのかみ)

むかし、あるところに長者があったと。 来客がひきもきらず家業は盛んであったが、働くばかりで、ひと息つく暇もない。 ある日のこと、長者は八卦易者を訪ねて、 「わたしの家には朝から晩まで来客が多くて困っております。お客の来なくなる方法はないものでしょうか」 ときいた。

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親捨山(おやすてやま)

むかし、むかし。ある国にとても厳しいきまりがあったと。六十歳になった年寄りは、山へ捨てに行かなければならないのだと。その国のある村に、ひとりの親孝行な息子がおった。母親が六十歳になったと

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首抜き衣裳(くびぬきいしょう)

昔はね、どこもかしこも貧しかったでしょ。だから、女子は家のことは何でもやらなきゃならなかったの。縫い物は特にそうね。破れ物の繕いや、着物を縫い上げるなんてのは当たり前のことだった。

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鳥の戦争(とりのせんそう)

むかし、むかしの大昔。あるときな、鳥たちが東と西に分かれて戦争をすることになったんだと。そこで、東の鳥たちは蝙蝠に加勢を頼みに行ったんだと。

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蛙の恩返し(かえるのおんがえし)

ざっとむかし、あるところに一人の木地師(きじし)の男があった。木地師というのは、ロクロを使って、木でまるいお椀(わん)や丸いお盆(ぼん)などを作る特…

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狐の嫁入りと爺ンちゃ(きつねのよめいりとじんちゃ)

むかし、福島県の浜通(はまどう)りにある村に、ひとりの爺(じ)ンちゃが住んであった。お正月も近くなったある日、町へ買い物へ出かけたと。その戻り道(み…

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おまん狐(おまんきつね)

はァ、ちっとばか昔の話じャ。ある山奥に、まわりを峠(とうげ)に囲まれた里があってャ、稲刈りも終って、はァ、北風の吹きはじめる頃だったとョ。馬の背ェで…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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怖い
雪女」の感想

親の仇で一度は自分も殺そうとした女が本性を隠して嫁入りしてるのが一番怖い( 20代 / 男性 )

楽しい
三枚のお札」の感想

なんでも願いが叶うお札なら、山姥を絶世の美女に変えてもらい、性格を可愛くて従順に、最後にオラの嫁にしてもらう、のがベスト。( 40代 / 男性 )

楽しい
約束ごと」の感想

オチが面白かった!!是非読んでくだせー( 10代 )

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悲しい
婆コロリン」の感想

欲深婆さんだけど、ちょっとかわいそう( 10歳未満 / 男性 )

悲しい
「民話の部屋」の感想

悲しいなぁ・・・( 10歳未満 / 女性 )

楽しい
「民話の部屋」の感想

色々なお話があって面白い。( 10歳未満 / 女性 )

怖い
山姥と馬子」の感想

山姥怖い、けど馬子あそこまでする必要があるのかな

驚き
雉女房」の感想

鶴の恩返しや蜘蛛の恩返しも助ける生き物たちは女でおかしいなーとと思う 何故かというと男もいると思うから