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北海道の昔話(全8話)

スカンデと明けの明星(すかんでとあけのみょうじょう)

スカンデと明けの明星(すかんでとあけのみょうじょう)

むかし、ほうそうの神が人界に降りて来て、歩きまわっているとき、ふと美しい村の娘を目にとめられて、愛されたそうな。それから月満ちて生まれたのがスカンデだ

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泣き味噌三文、笑ったら五文(なきみそさんもん、わらったらごもん)

泣き味噌三文、笑ったら五文(なきみそさんもん、わらったらごもん)

あんたさん、こういう唄、知っていなさるかい。「泣き味噌小味噌笑ったら五文泣き味噌三文笑ったら五文あっぷっぷ」泣く子へのあやし唄でね、今はあまり聞かなくなりましたが、私ら子供のころはあちこちでよく唄っていましたよ。

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江差の繁次郎「みがき鰊、たでで一本」(えさしのしげじろう みがきにしん、たででいっぽん)

江差の繁次郎「みがき鰊、たでで一本」(えさしのしげじろう みがきにしん、たででいっぽん)

江差(えさし)の繁次郎(しげじろう)は、はたして利巧(りこう)なのか阿呆(あほう)なのか、よく判(わ)からんところがあったと。忙(いそ)がしかったニ…

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江差の繁次郎「観音と休み」(えさしのしげじろう かんのんとやすみ)

江差の繁次郎「観音と休み」(えさしのしげじろう かんのんとやすみ)

江差(えさし)の繁次郎(しげじろう)は怠け者であったと。ニシン場(ば)では、次から次へと水揚(みずあげ)されるニシンを、モッコに入れて運ぶ者、仕分(…

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江差の繁次郎「とんだ大漁」(えさしのしげじろう とんだたいりょう)

江差の繁次郎「とんだ大漁」(えさしのしげじろう とんだたいりょう)

北海道(ほっかいどう)の江差(えさし)といったら、春先にはニシン漁で夜も昼もないほど賑(にぎ)わったものだ。「ニシン群来(くき)」というて、ニシンが…

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魚を盗んだキツネ神(さかなをぬすんだきつねがみ)

魚を盗んだキツネ神(さかなをぬすんだきつねがみ)

これは北海道日高(ひだか)地方のアイヌに伝わるお話昔、かあさんギツネが石狩の村の裏山に暮らしていた。かあさんギツネは子沢山(こだくさん)で、食べ物さ…

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タクシーに乗った女(たくしーにのったおんな)

タクシーに乗った女(たくしーにのったおんな)

これは、本当にあったお話。ある暑い夏の夜のこと、一台のタクシ―が、国立(こくりつ)中央病院の前で、若い女の客を乗せた。運転手が、「どちらまで行きます…

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骨をかじる男(ほねをかじるおとこ)

骨をかじる男(ほねをかじるおとこ)

古い学校には、必ずと云って良い程怪談の一つや二つはある。開かずの便所とか、誰もいない教室からピアノの音がするといった話が多い。―これは、大正の頃のあ…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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悲しい
茨木童子」の感想

あちしは色んな意味で茨木くん推しなので、彼の生い立ちにちょっと同情しちゃいました。( 20代 / 女性 )

悲しい
茨木童子」の感想

人間の両親のもとに生まれながらも、鬼として忌み嫌われてほうっておかれた茨木くんがなんとも可哀そうだとは思うけど、最後の最後まで親思いだったところもジーンってきた気がする。あちしも色んな意味で茨木くん推しだからちょっとはその常識離れした生い立ちにも同情しちゃうかもなー。鬼にだって、慈しみはあるんだ!( 20代 / 女性 )

悲しい
榛名湖の腰元蟹」の感想

恋はいつの時代も命を投げ出すほどの力があるんだなと思った( 10代 / 女性 )

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感動
猫女房」の感想

最後に幸せになって良かった 良いお話だった!( 10歳未満 / 女性 )

怖い
時鳥の兄弟」の感想

兄万歳!、!、!、( 10歳未満 )

驚き
脂とり」の感想

そろりんべったりあぶのかわ ってなんです( 10代 )

驚き
正直爺と仔犬」の感想

金玉といった表現なんてして良いのでしょうか?下ねたなきがしますが。..,( 男性 )

悲しい
カラス女房」の感想

なんで 女房になったのでしょう? 人間になりたかったとして、兄様はカラスではいけなかったのでしょうか?( 70代 / 女性 )

驚き

出産ほどではないと思うけど結構痛そうΣ(>Д<)( 男性 )

悲しい

新しいエンディングをつけよう。 「河童はその男を生き返らせて、新しい殿様にその男がなった。その男は、ちゃんと人を人として最後まで尊重する男であり、ちゃんと人がさきわい合う地域になりましたとさ。」みたいな。 そうしようよ。( 30代 )