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(全883話)

一反三百(いったんさんびゃく)

一反三百(いったんさんびゃく) 【山形県】

むがしあったけど。 ある家に姑(しゅうとめ)と嫁がいて、大変仲が悪くて、どうしたら姑に勝てるか、嫁に勝てるか、て、考えでいたけど。

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江戸の空洞柳(えどのうとやなぎ)

江戸の空洞柳(えどのうとやなぎ) 【秋田県】

昔コあったじぉな。 むかし、ある所に仁助(にすけ)という、うんと稼(かせ)ぎ、酒もやらねえ、タバコもやらねえ、まじめな若者(わかもの)がいたっけど。

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江戸見物(えどけんぶつ)

江戸見物(えどけんぶつ) 【東京都】

むかし、むかし、ある田舎(いなか)の分限者(ぶげんしゃ)が江戸見物にでかけることにしたと。 なにしろお江戸は初めての町。聞くところによれば、江戸は大層(たいそう)ぶっそうなところで、道を歩くにも少しの油断も出来ないという。

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閻魔の失敗(えんまのしっぱい)

閻魔の失敗(えんまのしっぱい) 【富山県】

むかし、むかし、富山の置き薬屋(おきぐすりや)が、どうしたはずみか、死んでから地獄(じごく)へ落ちたと。 地獄の門をくぐると、大勢の仲間たちがいて、「よお、おまえもか」「お前もか」というてなつかしんだと。 そこへ鬼が来て、大きい鉄棒でみんなを押しやって、釜(かま)の中へざらざらとさらいこんでしまった。

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抜け出した魂(ぬけだしたたましい)

抜け出した魂(ぬけだしたたましい) 【高知県】

ちょっと昔の話。高知県香南市夜須町(こうちけんこうなんしやすちょう)の弥作(やさく)さんというお人が高知へ行って、帰ってくるとき、むかしは歩きよりましたろう。ほんで、家に帰り着いたのが夜中時分じゃったそうな。

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雷様の手伝(かみなりさまのてつだい)

雷様の手伝(かみなりさまのてつだい) 【岩手県】

むかし、あるところに一人の男があった。町へ行ってみると苗木(なえぎ)売りの爺(じ)さまがいたから、桃の木の苗木を一木買ってきて、裏(うら)の畑の端(はた)に植えたと。肥料(ひりょう)をやって、水もやり、早くおがれ、というてその夜は寝た。

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くだしょうの話(くだしょうのはなし)

くだしょうの話(くだしょうのはなし) 【長野県】

昔、ご飯をよそったときに、しゃくしでおひつのふちを絶対にたたくものではないと言われました。 それは行儀(ぎょうぎ)が悪いからというだけでなく、”くだしょう”がやってくるという大きな理由があったからです。

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屁放の十ばなし(へへんのじゅうばなし)

屁放の十ばなし(へへんのじゅうばなし) 【長崎県】

昔、あるところに屁放の十どんがあった。 旅に出て関所に差しかかると、役人が、 「貴様の商売はなにか」 と尋(たず)ねた。

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和尚さんと狸(おしょうさんとたぬき)

和尚さんと狸(おしょうさんとたぬき) 【山形県】

むかし、むかし、ある山里に貧乏なお寺があって、和尚(おしょう)さんが一人住んであった。 その寺へ、毎晩のように狸(たぬき)が遊びに来て、すっかり和尚さんになついていたと。

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唐土の虎(とんじのとら)

唐土の虎(とんじのとら) 【秋田県】

むがし、あるところに爺(じ)っちゃと婆(ばんば)ど居てあったさんべんた。二人暮(く)らしていた訳(わけ)だ。 家も貧乏(びんぼう)なって、天井(てんじょう)から雨もむるし、馬こもいてあったぁじ、売ってしまっで、今は居(え)ね訳だ。

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左甚五郎のかきつばた(ひだりじんごろうのかきつばた)

左甚五郎のかきつばた(ひだりじんごろうのかきつばた) 【山形県】

むかしとんとんあったんだけど。 左甚五郎(ひだりじんごろう)が旅していたら、日がとっぷり暮れたと。

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燕の土産(つばめのみやげ)

燕の土産(つばめのみやげ) 【岐阜県】

むかし、美濃(みの)の国(くに)、今の岐阜県(ぎふけん)大野郡(おおのぐん)宮村(みやむら)の段(だん)というところに、猪野谷(いのや)という人がいたと。

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田螺童(つぶぼっこ)

田螺童(つぶぼっこ) 【岩手県】

むかし、むかし、あるところに爺(じい)と婆(ばあ)があったと。爺と婆には子供がなかったので田んぼの水神様(すいじんさま)に願(がん)かけをした。

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飯食わぬ女房(ままくわぬにょうぼう)

飯食わぬ女房(ままくわぬにょうぼう) 【山形県】

とんと昔、あったけど。 昔、あるところに一人の貧乏(びんぼう)な若者がおったと。 ある日、若者は、玄関先(げんかんさき)で…

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卓兵衛話(たくべえばなし)

卓兵衛話(たくべえばなし) 【宮城県】

むがす、卓兵衛(たくべえ)さんという頓智(とんち)のある人がいたど。 お伊勢参(いせまい)りから無事(ぶじ)に帰って来たんで、日頃ねんごろにしている和尚(おしょう)さんのどこさ、お土産(みやげ)を持ってったど。

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ひとスリ違い(ひとすりちがい)

ひとスリ違い(ひとすりちがい) 【大分県】

むかし、むかし。 豊後の国、今の大分県大野郡野津町(おおたいけんおおのぐんのづまち)大字野津市(おおあざのづいち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという、頓知(とんち)の効いた面白(おもしろ)い男がおった。

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約束ごと(やくそくごと)

約束ごと(やくそくごと) 【長崎県】

むかし、ある村で一日に十人の男の子が産まれたそうな。 どの親も皆々(みなみな)お寺の和尚(おしょう)さんのところへ行って、名前をつけて下さいって、頼(たの)んだと。

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捨て子の報い(すてごのむくい)

捨て子の報い(すてごのむくい) 【秋田県】

むかし、堀内(ほりうち)の甚六(じんろく)という人がいてあったど。 貧乏(びんぼう)で、着る物てば、夫婦にひとつしか無かったすと。

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鳥の巣裁き(とりのすさばき)

鳥の巣裁き(とりのすさばき) 【山口県】

むかし、むかし、 長州と土佐と薩摩(さつま)の侍(さむらい)が一緒に道中(どうちゅう)していて、ひとつ宿(やど)に泊まったと。

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にわとり爺さま(にわとりじさま)

にわとり爺さま(にわとりじさま) 【岩手県】

むがしあるどごろに、気の好い爺(じい)さまど婆(ば)さまがあっだどさ。 あるどき、婆さまに団子(だんご)こさえで貰って、爺さまァ山さ木イ伐(き)りに行ったどさ。

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

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感動
「わらしべ王子」の感想

「わらしべ王子」を読んで 何と交換するのかなと興味深く読みました。 王子のその後が気になります。 ( 50代 / 女性 )

怖い
「雪女」の感想

人を殺そうとするなんて・・・( 10代 )

驚き
「あぐばんば」の感想

あぐばんばが怖すぎる 昔話でこんな怖い見た目の怪異って 娘は勇敢で賢い ほっとした ( 50代 / 女性 )

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感動
「あぐばんば」の感想

悪い化け物は誰かが退治しなければ明るい未来は永遠にやって来ない。あぐばんばが死んで本当に良かった。スカッとして安心しました。1人の勇気ある賢い娘のお陰で平和を取り戻す事ができてとっても感動しました。( 女性 )

驚き
「骨をかじる男」の感想

新鮮な骨が好きなのかしら?( 10代 )

悲しい
「馬追鳥」の感想

山梨の八ヶ岳南麓に住んでいます。  標高800メーターの山の中です。  夏になると前の林からアオバトの鳴き声が聞こえて来ます。  家に来るお客様は、聞いた事のない鳴き声に「あれは何の声?」とよく訊かれます。 「アオバト」と言ってとても綺麗な鳥ですよ。と答えると殆どの方は「何だかもの悲しい鳴き声ですネ」と仰います。  馬追どりの話を聞き納得致しました。  これからは鳴き声を聞くたびにこのお話を思い出す事でしょう。  いいお話をありがとうございました。( 80代以上 / 女性 )

楽しい
「猫檀家」の感想

和尚さんは普段からよっぽど猫に優しかったのかしら。( 50代 / 女性 )

悲しい
「火男の話」の感想

婆様はその後どうなったのでしょうか。 爺様は金のために童をかわいがっていたのか、純粋に愛してあげられていたのか。家が栄えても、亡くなってしまった童を想うと可哀想でなりません。一概にひょっとこを飾れば家が繁栄するからめでたしめでたしとは締めくくれないなと複雑な気持ちになりました。

驚き

 ネズミがひいたりしたらエグいな( 10歳未満 / 男性 )