怖い!( 10代 / 男性 )
むかしあったげな。 正直爺(しょうじきじい)と欲深爺(よくぶかじい)とがあったげな。 あるとき、正直爺が山でタキギを拾うていたら、
とんと昔があったげな。 昔、あるところにお寺があって、和尚(おしょう)さんと小僧(こぞう)さんと寺男(てらおとこ)がおった。
とんと昔あったげな。 ある夏の日、海端(うみばた)でたこさんが海からはい上がって昼寝(ひるね)をしておったら、そこへ猿(さる)さんが出て来て、おいしそうなから思って、たこさんの足を一本食べてしまったと。
むかし、ある山里に、ひとりの貧(まず)しい炭焼きの若者が住んでおったそうな。 なかなかの働き者で、朝から晩(ばん)まで真っ黒になって炭を焼いておったと。
ある夏の夜のこと、十人近い子どもたちが肝だめしをやろうと大きなお寺の前に集った。 「なんだかお化けが出そうだなぁー」 「平気、平気、お化けなんか出るわけないよ」 「でも、やっぱり、こわいなぁー」子どもたちは、わいわいがやがやさわいでいた。
とんと昔あったげな。 じいさんとばあさんがおったげな。 ある日のこと、じいさんが言うことにゃ、 「ばば、今日は天気もいいで、ちょっくら山奥までマキを取りに行くから、にぎりめしを焼いて焼きめしこしゃえてくれ」 そしたら、ばあさんは焼きめしをひとつ作ってくれたと。
うぐいすが啼(な)く頃になりましたねえ。うぐいすはきれいな鳥で、ほんとに立派な巣うもこしらえるのよ。昔にね、うぐいすの巣うを鳩が見て、あんな立派な巣うをおれもこしらえられたらいいなあって。
むかし、ある商人(あきんど)が山越(やまご)えしようとしているうちに、日が暮れてしまったと。山は何が出るか分からんので、大きな木の上に登って夜明けを…
とんとん昔があったげな。あるところに九つ(ここのつ)になる女の子とお婆(ばあ)さんと二人おったげな。その女の子のお父さんやお母さんは亡(な)くなって…
昔、ある山寺に住持と小僧さんとが住んであったと。お坊さんは、昔は女房を持つことが出来んかったので、里(さと)に、こっそりと女房をこしらえる人が多かっ…
昔あるところに彦八がおった。彦八の近所に禅寺(でら)があった。茶菓子をめあてに、彦八はいつも遊びにいっていた。行くたびに和尚さんは、「彦八、珍しい話…
むかし、あるところに一人の貧乏な婆さが暮らしておったと。ある冬の寒い晩に、婆さが囲炉裏端(いろりばた)で針仕事をしていたら、戸口をだれかが、ホトホト…
むかし、むかし、あるところに一人の娘が住んでおった。娘はお蚕(かいこ)さんを飼(か)って、糸を取って暮らしを立てていたと。ある年のこと。お蚕さんが思…
むかし、ある山奥に山姥(やまんば)が棲(す)んでおったと。山のふもとの村人が、山へ入って柴刈りや山菜採(さんさいと)りをしていると、どこからともなく…
昔があったげな。ある山に猿(さる)がポツンとひとりでおったげな。海っ端(ぱた)にはカ二がポツンとひとりぽっちでおったげな。ある日猿はあんまりつまらな…
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語り:井上 瑤/平辻 朝子
怖い!( 10代 / 男性 )
東方三月精であったな( 10代 / 男性 )
うわっ‼️最後も衝撃的です( 40代 / 女性 )
無理はしちゃいけないってことですね・・( 10歳未満 / 女性 )
侍がそんなことで腰を抜かすことがあり、わたしはそんなことはないです( 10歳未満 / 女性 )
うまい!( 30代 / 男性 )
何故見るなと言われたのに次々に開けて言ってしまうのかが分からない。 いくら留守を頼まれたとはいえ、余りにも非常識な男だと思った。 卵を全部割ったくせに「どうしたらいいか分からない」だけとは、幼い子供のようだと感じた。 うぐいすにしても、自分の子を割られたにも関わらず「子が恋しい」とだけ言い残し消えるのは余りに不自然だ。だいたい自分の大切なわが子を残して出かけるのもおかしいし、むしろうぐいすは子を煩わしいと思い、誰かに殺させるように仕向けたのではないかと思った。( 20代 / 女性 )
このお話は以前から我が家で冗談に使われていましたが、 地元神奈川県の話と知って驚きました。( 50代 / 男性 )
子供の頃のうる覚えのお話を改めて聞くと、思っていた話と違っていたのでびっくり????ずるい事はしないでおこう!( 40代 / 女性 )
蛇健気です。ガチャピンみたいな癒し系の蛇ですね( 30代 / 女性 )
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