フジパン民話が終了し、今後どうなるのか心配していました。こちらのサイトで継続されるのですね。とても嬉しいです。六渡邦昭様がご快癒されますことをお祈り申し上げております。それでは失礼します。( 50代 / 男性 )
昔、あるところに屁放の十どんがあった。 旅に出て関所に差しかかると、役人が、 「貴様の商売はなにか」 と尋(たず)ねた。
むかし、あるところに男がひとりおって、嫁(よめ)を貰(もら)ったと。嫁ごはきりょうもよく、まめに働くので近所(きんじょ)のほめ者になっていたと。とこ…
むかし、ある男が眼の病気になったそうな。痛くって痛くって、だんだん見えんようになった。 それで、眼医者(めいしゃ)さ行って診(み)てもらったら、 「これは、眼を抜(ぬ)いて、よおっく手入れをせなんだら持たない」 と、こう言われたんだと。
むがし、あるところに若い侍があって、戦でえらい手柄をたてたども、殿さまはどうしたことか恩賞をくれなかった。 そこで、浪人して、武者修行の旅に出はた。
昔、あったずもな。 ある村さ歌よむ若ぇ者いで、小佐次と言ったど。そこの村の庄屋の一人娘、病気になって、なんぼ医者さかげても良くならねぇで、とうとう息ひきとってしまったど。
昔あったと。あるところに医者になりたい男が三人おったと。「俺は、おっ母さんが眼病(めやみ)なのに、毎晩針仕事をしてつらそうだから、眼医者になって治し…
むかし、むかし、あるところに絵を画くことが大好きな子供がおった。 とりわけ猫が好きで、いつも猫の絵ばかり画いていたと。 あるとき、 「おら、絵を画きながら諸国を旅して歩きたい」 といって、絵道具を担いで旅に出たと。
これは、ずうっと昔、キリシタンを厳(きび)しく取り締(し)まった頃の話だ。陸前(りくぜん)の国、今の宮城県の鹿島(かしま)という町に隠れキリシタンの藤田丹後という武士がおったと。
むかし、むかし、おったと。近江八幡(おおみはちまん)さんにそれはみごとに化ける狐(きつね)が。そうして近くの寺には、これもみごとに化ける狸(たぬき)が。
昔、あるところに、それはそれは豪胆(ごうたん)な百合若大臣(ゆりわかだいじん)という武将(ぶしょう)があったと。百合若大臣は、ひとたび眠れば七日間も眠り続け、起きれば七日間も起き続けるという人であったと。
むかし、あるところに長者どんがおらして、日本一仕事の早い者を雇(やと)う、というて、お触(ふ)れを出したと。そしたら四人集まって来たと。いろいろ早業…
むかし、むかし、あるところに大層(たいそう)心の優しいひとりの若者がおったと。ある日のこと、若者が海辺をあるいていたら、砂の上に大波にでも押し上げら…
むかし、備中(びっちゅう)の国、今の岡山県の殿様が、立派なお宮を造ろうと思うて、国中の大工を集めたことがあった。たくさんの大工が集まって来たが、国一…
ざっと昔があったてや。あるところに、でこ鼻と、手長と、足長の三人がおったと。でこ鼻はでっかい鼻をしてるし、手長はばかに手が長いし、足長は足が人の何倍…
昔、あるところに酒屋があったそうな。ある日の夕方、その酒屋にひとりの爺さんがやって来た。ねじれ木の杖をついて、うすよごれた着物の前あわせのところから…
人徳というのでしょうか。ニコニコしている人を見るとなぜか許せちゃう事ってありますよね。さらに不思議な力を持っているなんて、なんてうらやましい!!
陽気なおじいちゃん好きな私のオススメです!
むがしあったけど。鍛冶屋(かじや)と医者と巫女(みこ)が三人死んで、道づれになったけど。地獄さ行くど、こんどまず、医者から閻魔大王(えんまだいおう)…
昔(むがす)、あるどこさ、屁(へ)っぴり姉(あね)コ居(え)だけド。嫁(よめ)さ行ぐどき、親達(おやだつ)がら、「お前(め)の屁っコァ、並はずれで大…
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※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。
語り:井上 瑤/平辻 朝子
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船頭が知ってたって事は医者の前にも見込まれた人がいたのかそれとも?( 30代 / 男性 )
小舟で釣鐘を二つも運んでたの?( 30代 / 男性 )
七不思議って怖いね( 10代 / 男性 )
猿は、悪いことをしたわけでもなく、むしろ困っていた翁の約束に応えて力を貸し、困難を取り除き、末娘を大切にし、その願いを叶えようと、出来る限りのことをしています。その猿が殺されてしまうことは、かわいそうでなりません。末娘は、結婚が嫌なら二人の姉のように断ればいいだけだと思いますし、それで婚約破棄になった為にが賠償しなければいけなくなってもそれは仕方のないことだと思います。しかし、猿は、殺されても仕方がないようなことはしていません。そして、娘は、猿の命を奪うこと以外の解決法を考えられるはずです。親孝行で賢い良い娘としてかかれている末娘は、最初から殺害しようと考えているようで、二人の姉よりずっと腹黒く残忍な娘だと思います。この話を、もしも取り扱わなければならない時は、自分の娘を労働の対価として物のように扱う翁やかけがえのない命を奪ってまで解決しようとした末娘の行動や、結局、猿を騙したり、殺害したりした翁や末娘が、そんなことで本当に幸せになれるのかどうかなどを問題にしようと思います。( 50代 / 男性 )
本当に驚きました。
たぬきけなげ( 30代 / 女性 )
令和四年6月10日現在、「和尚さんと狸」の話を聴いて感動し、このタヌさんの様に受けた恩義を長年努力してお返ししようとする若者、いや御仁はいるのだろうか… 少なくとも5年前の私ならばそんな余裕は無かったかも。今ならば、老い先短い今ならば、タヌさんがした様にコツコツと砂金を集められたかもしれない。欲望があるうちはなかなか出来ない感謝の所作。タヌさん有り難う。( 60代 / 男性 )
狸と和尚さんの友情に心温まりました。最後は切なかったけど、いいお話でした。( 30代 / 女性 )
いつも、ほっこりする民話をありがとうございます♪いつまでも残したいお話ばかりです!( 40代 / 女性 )
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