猿のしっぽが取れるのが痛そう。( 10歳未満 / 男性 )
むかし、あるところに大層縁起かつぎの長者がおったと。 ある年の正月、村の和尚さんが正月膳に招ばれて長者の家に行ったと。 たくさんのご馳走だ。和尚さんはおれも食べこれも食べして大いに満腹したと。
むかし、あるところに狼(おおかみ)と兎(うさぎ)がおったと。ある日のこと、狼と兎が山道でバッタリ出会うた。狼は兎がびっくりしているのを見て、いいことを思いついた。
むかし、むかし、おったと。近江八幡(おおみはちまん)さんにそれはみごとに化ける狐(きつね)が。そうして近くの寺には、これもみごとに化ける狸(たぬき)が。
むかし、丹後の国、今の京都府宮津の天橋立に「橋立小女郎」と呼ばれる白狐がおったと。この白狐はいつもきれいな女に化けて人間をだましていたので、こんな名前がついたのだと。
昔あるお寺に、おおまかな和尚さんと小坊主が住んでおったと。あるとき、檀家(だんか)から、「和尚さん、法事をしたいので、お経をあげに来ておくれ」言うて、頼みに来たと。
丹後(たんご)の国(くに)は宮津地方(みやづちほう)、今の京都府の日本海に面した宮津湾(みやづわん)に「天(あま)の橋立(はしだて)」というのがあり…
今からざっと三百五十年ほどむかし。丹後(たんご)の国(くに)、今の京都府の日本海に面したあたりにある宮津(みやづ)地方では、田植が終ったにもかかわら…
※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。
語り:井上 瑤/平辻 朝子
みんなの声
〜あなたの感想をお寄せください〜