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(全885話)

蟻と鳩(ありとはと) 【千葉県

むかし、あるところに蟻と鳩がおった。蟻は地べたを歩きまわり、鳩は木の枝にとまって羽を休ませていたと。そしたら、風がピューと吹いて、地べたの蟻が吹き飛…

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人のいいお湯屋(ひとのいいおゆや) 【千葉県

むかし、むかし、卵と皿と笊(ざる)と炭と味噌と徳利(とっくり)がいたと。ある日、そろってお湯屋に行った。久し振りにお湯に入った。卵と皿と笊と炭と味噌…

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蛸の脚七本(たこのあしななほん) 【千葉県

むかし、海べの村に、ひとりの婆さんが住んであった。婆さんは毎日浜へ出ては貝(かい)などを採(と)り、それを売って暮らしていたと。ある日のこと、婆さん…

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芋ころがし(いもころがし) 【埼玉県

むかし、あるところに庄屋さんがあって、お祝いごとがあったそうな。そこで、村人たちもお呼ばれで、ご馳走になることになったと。村人たちは、寄るとさわると…

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酒呑み爺と壁の鶴(さけのみじいとかべのつる) 【埼玉県

昔、あるところに酒屋があったそうな。ある日の夕方、その酒屋にひとりの爺さんがやって来た。ねじれ木の杖をついて、うすよごれた着物の前あわせのところから…

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ココが好き!!ポイント

不思議な力を持った陽気なおじいちゃんのお話です

人徳というのでしょうか。ニコニコしている人を見るとなぜか許せちゃう事ってありますよね。さらに不思議な力を持っているなんて、なんてうらやましい!!
陽気なおじいちゃん好きな私のオススメです!

郭公鳥の由来(かっこうどりのゆらい) 【埼玉県

むかし、むかし、あるところにおっ母(か)さんと息子とが暮らしてあった。息子は親不幸者であったと。春になったので、おっ母さんが田んぼの代掻(しろかき)…

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寝太郎の聟入り(ねたろうのむこいり) 【埼玉県

むかし、あるところに長者の家と貧乏な家とが隣りあってあったと。長者には一人娘があって、たいした美人だと。その娘もいよいよ年頃になって、聟さがしをして…

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雲雀とお天道さん(ひばりとおてんとさん) 【埼玉県

昔、あるところに雲雀(ひばり)とお天道(てんと)さんとがあったと。二人は、バクチが大好きだったと。ある日、二人は誘い合ってバクチ場(ば)へ行った。お…

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猿の一文銭(さるのいちもんせん) 【埼玉県

むかし、ある山の中に爺と婆が住んでおったと。爺と婆は、山の畑で豆だの大根だの野菜を作り、それを町へ売りに行って暮らしておったと。あるとき、爺が、大根…

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猿聟入り(さる むこいり) 【埼玉県

昔あったと。あるところに爺(じ)さと娘三人とがいてあったと。あるとき爺さが山の畑で種豆(たねまめ)をまいていたら腰(こし)を痛(いた)めてしまった。

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水乞鳥の不孝(みずこいどりのふこう) 【埼玉県

むかし、あるところに、母と息子が二人で暮らしていた。母は息子を可愛(かわい)がっていたが、息子の方は少しも母の言う事など聞きはしない。その為に、母は…

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田植え地蔵(たうえじぞう) 【埼玉県

むかし、あるところに貧乏な男がいてあったと。働き者で朝は朝星(あさぼし)のころから夜は夜星をながめるまで身を粉にして働いたと。畑や田圃(たんぼ)への…

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海のひろさ(うみのひろさ) 【埼玉県

むかし、あるところに、一日に千里(せんり)遠くへ飛べる鳥があったと。あるとき、この鳥が海辺の木に止まって、「海の岸づたいなら遠くへ飛んだことはあるけ…

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秋祭り(あきまつり) 【埼玉県

むかし、むかし、ある畑で秋祭りがあった。昼にはネズミの相撲大会(すもうたいかい)、夜にはネズミの夜店(よみせ)がずらーっと並んで、大賑(おおにぎ)わ…

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ドングリを噛んだ音(どんぐりをかんだおと) 【埼玉県

むかしあったと。あるところに正直爺と欲深爺が隣あって暮らしてあったと。あるとき、正直爺が山へ薪(たきぎ)を拾いに行った。たくさん拾って束(たば)ねて…

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馬の田楽(うまのでんがく) 【埼玉県

むかし、馬子(まご)が馬に味噌樽(みそだる)をつけて運んでいたと。途中に川があったので馬に水を呑ませ、ついでに川原でひとやすみした。お天道さんは真上…

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しばられ地蔵(しばられじぞう) 【東京都

享保(きょうほ)三年というから、一七一七年、今から二六六年も前のこと、江戸、つまり、東京でおこったことだ。本所の南蔵院(なんぞういん)という寺の境内(けいだい)に、石の地蔵様があった。

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赤マントやろかー(あかまんとやろかー) 【東京都

創立何十年もたつという古い学校には、必ず、一(ひと)つや二(ふた)つの、こわーい話が伝わっている。中でも多いのが、便所にまつわる怪談だ。今日は、一つ…

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とげぬき地蔵(とげぬきじぞう) 【東京都

江戸時代の中ごろ、江戸の小石川、今の文京区に、病の妻を持つ田村という侍がいてたいそうお地蔵さまを信心しておった。侍は、毎日、毎日、妻の病が早くなおる…

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盗人をなおす医者(ぬすっとをなおすいしゃ) 【東京都

むかし、江戸の小石川(こいしかわ)、今の東京都文京区に小石川診療所(しんりょうじょ)というのがあって、赤ひげ先生という、診(み)たても、治療(ちりょ…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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楽しい
和尚と小僧」の感想

小僧のくせに酒呑むんでやんの。坊主も般若湯を呑むっていうから和尚さんは呑んでもええわいな。せやけど小僧は修業中だろ?駄目駄目駄目。修業中なら特にな。満たされてどうする。飢えは人を強くするのじゃ。

楽しい
一休さんの引導」の感想

昔から親しみ易かったのはアニメでやっていたからだろうね。一休さんが住んでいたお寺に行ってきたよ。

楽しい
和尚と小僧」の感想

初めから仲良く食べたらええやないか。一人で住んでるなら好きな様にしたらええけど、複数で住んでたら食べ物は共有財産やぞ。

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驚き
死神の魂袋と扇」の感想

死神は鬼滅の刃の鬼のように、朝日に弱いのかな。( 40代 / 女性 )

驚き
狼の忘恩」の感想

あっという間にお話しが終わってしまった。もうひとひねりあると思ったのだけど。( 40代 / 女性 )

楽しい
聟の夢」の感想

なるほど。村人や鬼たちが聞きたがった夢は、これだったのか。読み応えのある話だった。夢の話をしなかっただけで、島流しに遭うのは理不尽だと思ったけど、このような話の展開になるなら必然であったのかと思った。でも、二千里走る車はどうなったのだろうか。最後に長者宅の婿になってから、夫婦で上方詣りに行った際に使ったのか気になった。( 40代 / 女性 )

悲しい
太郎の笛」の感想

悲しいお話しだけど、亡くなって継母と次郎と三郎が反省して悔やんだこと、手厚く葬られたことはまだ救いがあったかも。( 40代 / 女性 )

驚き
臼売ったもん」の感想

臼うったもん、という言葉があることも知らなかったので勉強になりました。( 40代 / 女性 )

悲しい
川姫」の感想

キセルを借りた村人も、新しいキセルを買って返したのだから代わりのキセルで勘弁してあげて欲しかったね。そうすれば、与平も命を落とすことはなかった。( 40代 / 女性 )

驚き
姉と弟の鬼退治」の感想

鬼も姉を信用しきってしまって単純だね。( 40代 / 女性 )