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むかし、むかし。 豊後の国、今の大分県大野郡野津町(おおたいけんおおのぐんのづまち)大字野津市(おおあざのづいち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという、頓知(とんち)の効いた面白(おもしろ)い男がおった。
むかし、豊後の国、今の大分県臼杵市野津町(おおたいけんうすきしのつまち)大字野津市(おおあざのついち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという、とても面白(おもしろ)い男がおった。
昔、豊後(ぶんご)の国、今の大分県臼杵市(おおいたけんうすきし)野津町(のつまち)大字野津市(おおあざのついち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという頓智(とんち)にたけた面白い男がおった。
昔、あるお寺に和尚さんと小僧さんがおったと。 和尚さんは毎晩餅(もち)を囲炉裏(いろり)で焼いて食べるけんど、小僧さんにゃ、ちっともやらんので、小僧さんは、どうにかして餅を食べる工夫はないもんかと思案しちょったそうな。
むかし、ある年の大晦日のこと。吉四六さんの村では、借金取りが掛売りの貸金を集金しに、家々をまわっておった。家の中からそれを見ていた吉四六さんの女房「貸すほどお金があるっちゅうのも大変だねえ」
むかし、あるところに、正直な木樵(きこり)がおって、毎日、山の中で木を伐(き)って暮らしておったそうな。ある日、池の側の森で木を伐っていたら・・・
むかし、京の都に一休(いっきゅう)さんと親しまれた立派な和尚(おしょう)さんがおられた。その一休和尚さんが、和尚さんになる前の、まだずっとこんまいと…
昔、豊後(ぶんご)の国、今の大分県臼杵市(うすきし)野津町(のつまち)大字(おおあざ)野津市(のついち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんとい…
「壺算(つぼざん)」を知っていますか?よく聞いていないと、うっかり騙されてしまいそうなお話です。そして吉四六さんの独特の言い回しはユーモアに溢れていて、思わずクスッと笑ってしまいます。
さて、吉四六さんはどんな風に「壺算」を使ったのか…瀬戸物屋の小僧さんと一緒に、ちょっと頭をひねって考えてみて下さいね!
むかし、あるところに富山(とやま)の薬屋があった。 富山の薬屋は全国各地に出かけて行って、家々に置き薬していた。一年に一回か二回やって来て、使った薬の分だけ代金を受け取り、必要(いり)そうな薬を箱に入れておく。家の子供(こども)は富山の薬屋がくれる紙風船を楽しみにしたもんだ。
昔、昔。あるところにお寺があって、和尚(おしょう)さんと小僧(こぞう)が二人おったと。 和尚さんは、毎晩(ばん)、小僧が寝(ね)てからの晩酌(ばんしゃく)が楽しみで、二合徳利(にごうとっくり)に酒を入れ、燗(かん)をして、 「ああ、よい燗だ、よい燗だ」 というて、グビリ、グビリやっていたと。
昔、豊後(ぶんご)の国、今の臼杵市野津町大字野津市(うすきしのつまちおおあざのついち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという面白い男がおった。
昔、豊後(ぶんご)の国、今の大分県臼杵市野津町(うすきしのつまち)の大字野津市(おおあざのついち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという、頓知(とんち)の優(すぐ)れたとても面白い男がおったと。 その吉四六さんが、ある日、馬に荷を積んで売って歩いていたのだと。
むかし、むかし。 あるところに爺と婆があったそうな。 爺は山へ芝刈りに、婆は川へ洗濯に行ったと。 婆が川で洗濯をしていたら、 〽ドンブリコドンブリコ バアサンオクニチトンビロ って、瓜(うり)が流れてきたそうな。
むかし、豊後の国、今の大分県臼杵市野津町大字野津市というところに、吉四六さんというとても面白い男がおった。 この吉四六さんの村の山ん中に、気味の悪い大沼があったそうな。 「あそこには、遠い昔から沼の主の大蛇が棲んじょるっちゅうぞ」 「何でも、昔は幾たりとも人が呑まれたっちゅうき」
むかし、大分県の野津市というところに、吉四六という知恵者の男がおった。あるとき、吉四六さんが臼杵の街を通りかかると、魚屋の店先に、十個ばかりのさざえがあるのが目にとまった。
むかし、豊後の国、今の大分県臼杵市野津町大字野津市というところに吉四六さんという面白い男がおった。ある日のこと、吉四六さんにしては珍しくすることがなくて、縁台に腰かけていた。
むかし、吉四六さんが裏の柿の下で薪割りをするためにマサカリを振り上げたら、枝の熟柿が頭に落ちてきたと。てっきりまさかりの刃が抜けて頭に落ちてきたと思うたもんじゃき、「うわぁ、大変じゃ。誰か来ちくりィ。ああ痛え、早う医者を呼んでくりい」と、大騒ぎだと。
昔、豊後の国、今の大分県臼杵市野津町大字野津市というところに、吉四六さんという面白い男がおった。頓智働きでは誰ひとりかなう者が無いほどだったと。
むかし、豊後(ぶんご)の国、今の大分県臼杵市野津町大字野津市というところに、吉四六(きっちょむ)さんという、とても面白い男がおった。
むかし。ある若者が旅に出た。そして道を歩いていたら、子供がハチに紐(ひも)をつけて遊んでいる。若者はかわいそうに思うて、「銭(ぜに)をやるから、そのハチをわしにくれんか」と言うて、ハチを助けてやった。
昔、あるところに、ちゅうごく忠兵衛(ちゅうべえ)さんという人があった。なかなかの善人(ぜんにん)だったと。ある冬のこと。その日は朝から雪が降って、山も畑も道も家もまっ白の銀世界だと。寒うて寒うて、だあれも外に出ようとせんかったと。
昔、豊後(ぶんご)の国、今の大分県大野郡野津市に、吉四六(きっちょむ)さんという面白い男がおった。頓智働(とんちばたら)きでは、誰一人かなう者がないほどだったと。
むかし、吉四六(きっちょむ)さんの村にたいそうしまりやの久助(きゅうすけ)さんという男がおったと。屁(へ)ひとつひるにも、家にいるときは急いで畑へ行…
むかし、豊後の国(ぶんごのくに)、大野郡(おおのぐん)野津町(のつまち)の野津市(のついち)というところに吉四六(きっちょむ)さんという面白い男がお…
むかし、むかし、あるところに、爺(じい)さんと婆(ばあ)さんが住んでおったと。家が貧乏(びんぼう)で、年取りの夜(よ)さになっても、一粒(ひとつぶ)…
吉四六(きっちょむ)さんが、あるとき、大きな瓢箪(ひょうたん)のくびれたところに長い縄(なわ)をくくりつけ、鴨(かも)のおりる池にやって来た。縄の端…
昔、昔、今からおよそ千年もの昔のこと。京の都に、清原朝臣正高(きよはらのあそんまさたか)という横笛(よこぶえ)の名人がおった。正高は、笛の音色(ねい…
豊後(ぶんご)の国(くに)、今の大分県下毛郡本耶馬溪町(おおいたけんしもげぐんほんやばけいまち)にある青(あお)の洞門(どうもん)ね、これにまつわる…
昔、豊後の国、今の大分県大野郡野津町(おおいたけんおおのぐんのづまち)大字野津市(のづいち)に吉四六さんという、とても面白い男がおったと。あるとき、…
昔、ある山の中にポツンと一軒屋があっておっ母さんと息子とが畑を耕して暮らしておったそうな。ひどい貧乏だったので、おっ母さんも息子も働きづくめだったと…
むかし、むかし。あるところに、爺さまと婆さまが住んでおった。爺さまが隣村へ用たしに行った帰り、山道を歩いていると、むこうから一人の旅人がやってきた。
昔、大分県野津市(のづいち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという、面白(おもしろ)い男がおったそうな。とっさの時、心のはたらき方が面白いの…
どんな時代、どこの町にも、一人や二人、必ず楽しい人物がいるものです。なまけ者であったり、おどけ者であったり。そのくせ、とっぴょうしもない智恵(ちえ)…
今から、ざっと四百年ほど昔、天正(てんしょう)といわれた時代のこと。豊後(ぶんご)の国(くに)は木付城下(きつきじょうか)、八坂(やさか)の庄(しょ…
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語り:井上 瑤/平辻 朝子
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中学校の七不思議はしらなかった。
ななつめのはなしはなにだろう( 10歳未満 / 男性 )
蜘蛛女は怖かったけど、面白かったです。( 20代 / 女性 )
大好きだった井上瑤さんを検索して たどり着きました。 アニメでよく聞いていた瑤さんの声をまた聞けて嬉しかったです。 だいぶ前に収録したものですが、今この様なネットで聞けるのは不思議な気持ちでありがたいです。 沢山の作品がある様なので これから少しづつ聞いて瑤さんを思い出します。( 40代 / 女性 )
友達は雪ちゃんが雪から授かった子だって知ってたのになんで火の上を飛ばせようとしたんだよ。( 10歳未満 / 女性 )
猿のしっぽが取れるのが痛そう。( 10歳未満 / 男性 )
酷い話。地主もせがれも途中でやめさせたら良かったのに。たみがあまりに可哀想。 「せがれと旦那もなんとか言ってやれ。極秘で結婚すれば良かったのに」(10歳未満 女性)( 30代 / 女性 )
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