欲深婆さんだけど、ちょっとかわいそう( 10歳未満 / 男性 )
むがしあったけど。 ある家に姑(しゅうとめ)と嫁がいて、大変仲が悪くて、どうしたら姑に勝てるか、嫁に勝てるか、て、考えでいたけど。
昔コあったじぉな。 むかし、ある所に仁助(にすけ)という、うんと稼(かせ)ぎ、酒もやらねえ、タバコもやらねえ、まじめな若者(わかもの)がいたっけど。
むかし、むかし、ある田舎(いなか)の分限者(ぶげんしゃ)が江戸見物にでかけることにしたと。 なにしろお江戸は初めての町。聞くところによれば、江戸は大層(たいそう)ぶっそうなところで、道を歩くにも少しの油断も出来ないという。
むかし、むかし、富山の置き薬屋(おきぐすりや)が、どうしたはずみか、死んでから地獄(じごく)へ落ちたと。 地獄の門をくぐると、大勢の仲間たちがいて、「よお、おまえもか」「お前もか」というてなつかしんだと。 そこへ鬼が来て、大きい鉄棒でみんなを押しやって、釜(かま)の中へざらざらとさらいこんでしまった。
むかし、あるところに根性曲(こんじょうま)がりで手前勝手(てまえかって)な婆(ば)さがおったと。 この婆さが急の病(やまい)でコロッと亡くなった。地獄落ちだと。
むかし、佐渡国雑太郡稲鯨(さどのくにさわたごおりいなくじら)、今の新潟県佐渡市稲鯨(新潟県さどしいなくじら)に六蔵(ろくぞう)という漁師(りょうし)が女房とすんであったと。
ちょっと昔の話。高知県香南市夜須町(こうちけんこうなんしやすちょう)の弥作(やさく)さんというお人が高知へ行って、帰ってくるとき、むかしは歩きよりましたろう。ほんで、家に帰り着いたのが夜中時分じゃったそうな。
むかし、と言ってもそんなに古いことではない。君が小学生なら、君のお爺さんお婆さんにあたるお人が、まだ子供時代のころだ。
昔、あるところに若い夫婦者(ふうふもの)が古猫とくらしておったそうな。 あるとき、 夫が山仕事に出掛けたあとで、炉端(ろばた)で居眠(いねむ)りしとった猫(ねこ)がムックリ起きて、大きな目でギロリとあたりを見廻(みまわ)してから、嫁(よめ)さんの側(そば)に寄って来たと。
むかし、あるところに一人の男があった。町へ行ってみると苗木(なえぎ)売りの爺(じ)さまがいたから、桃の木の苗木を一木買ってきて、裏(うら)の畑の端(はた)に植えたと。肥料(ひりょう)をやって、水もやり、早くおがれ、というてその夜は寝た。
昔、ご飯をよそったときに、しゃくしでおひつのふちを絶対にたたくものではないと言われました。 それは行儀(ぎょうぎ)が悪いからというだけでなく、”くだしょう”がやってくるという大きな理由があったからです。
むかし、むかしの大むかしのことでがんすがの。 今の広島県の芦品郡(あじなぐん)に亀が嶽(かめがだけ)という山がありまんがのう、知っちょりんさろうが。そうそう、あの山でがんよのう。あの亀が嶽の中ほどに火呑山池がありまんがの、その池に一匹の大蛇(だいじゃ)が住んでおりまぁたげな。
昔、あるところに屁放の十どんがあった。 旅に出て関所に差しかかると、役人が、 「貴様の商売はなにか」 と尋(たず)ねた。
むかし、むかし、ある山里に貧乏なお寺があって、和尚(おしょう)さんが一人住んであった。 その寺へ、毎晩のように狸(たぬき)が遊びに来て、すっかり和尚さんになついていたと。
むかし、あるところに一人の息子がおって病気で寝たきりのお父(と)っさんと、看病に明け暮れしているおっ母(か)さんと三人で暮(く)らしておった。
むがし、あるところに爺(じ)っちゃと婆(ばんば)ど居てあったさんべんた。二人暮(く)らしていた訳(わけ)だ。 家も貧乏(びんぼう)なって、天井(てんじょう)から雨もむるし、馬こもいてあったぁじ、売ってしまっで、今は居(え)ね訳だ。
むかしとんとんあったんだけど。 左甚五郎(ひだりじんごろう)が旅していたら、日がとっぷり暮れたと。
むかし、美濃(みの)の国(くに)、今の岐阜県(ぎふけん)大野郡(おおのぐん)宮村(みやむら)の段(だん)というところに、猪野谷(いのや)という人がいたと。
むかし、むかし、あるところに爺(じい)と婆(ばあ)があったと。爺と婆には子供がなかったので田んぼの水神様(すいじんさま)に願(がん)かけをした。
とんと昔、あったけど。 昔、あるところに一人の貧乏(びんぼう)な若者がおったと。 ある日、若者は、玄関先(げんかんさき)で…
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語り:井上 瑤/平辻 朝子
欲深婆さんだけど、ちょっとかわいそう( 10歳未満 / 男性 )
悲しいなぁ・・・( 10歳未満 / 女性 )
色々なお話があって面白い。( 10歳未満 / 女性 )
みそさざえつっよ
山姥怖い、けど馬子あそこまでする必要があるのかな
鶴の恩返しや蜘蛛の恩返しも助ける生き物たちは女でおかしいなーとと思う 何故かというと男もいると思うから
幸せが一瞬にしてなくなってしまって悲しい、、、 話さないでいたらずっと一緒に居られたのに、、、( 40代 / 女性 )
ウグイスは春の象徴の小鳥です。とても綺麗な声で、毎年鳴き声を聞くのが楽しみです。 でもウグイスの姿を見ることはないです。 お話も「見るなの座敷」でウグイスの声は聞けても、姿を見せないウグイスだからこのお話が出来たと思います。美しい( 女性 )
違う そうじゃない 確かに似てないこともない、、、?( 10代 / 女性 )
分からんだろ????( 10代 / 女性 )
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