民話の部屋 民話の部屋
  1. 民話の部屋
  2. お話一覧

(全886話)

医者どんと和尚さま(いしゃどんとおしょうさま)

医者どんと和尚さま(いしゃどんとおしょうさま) 【新潟県

むかし、あるところに医者どんと和尚さまがいてあったと。 ある日、医者どんのところへ和尚さまから手紙が届いた。

この昔話を聴く

和尚と小僧(おしょうとこぞう)

和尚と小僧(おしょうとこぞう) 【大分県

昔、あるお寺に和尚さんと小僧さんがおったと。 和尚さんは毎晩餅(もち)を囲炉裏(いろり)で焼いて食べるけんど、小僧さんにゃ、ちっともやらんので、小僧さんは、どうにかして餅を食べる工夫はないもんかと思案しちょったそうな。

この昔話を聴く

瘤とり爺(こぶとりじい)

瘤とり爺(こぶとりじい) 【岩手県

昔、まんずあるところに、額(ひたい)に拳骨(げんこつ)ほどのでっこい瘤(こぶ)のある樵(きこり)の爺(じい)さまがあったど。ある日、山へ行って、もう…

この昔話を聴く

夢合わせ(ゆめあわせ)

夢合わせ(ゆめあわせ) 【秋田県

むかしむかしあったと。あるところにお大尽(だいじん)がいてな、正月の二日(ふつか)に何人もの下男下女を集めて、夢合わせしたそうだ。「わたしゃあ、こう…

この昔話を聴く

吉四六さんと借金取りの香典(きっちょむさんとしゃっきんとりのこうでん)

吉四六さんと借金取りの香典(きっちょむさんとしゃっきんとりのこうでん) 【大分県

むかし、ある年の大晦日のこと。吉四六さんの村では、借金取りが掛売りの貸金を集金しに、家々をまわっておった。家の中からそれを見ていた吉四六さんの女房「貸すほどお金があるっちゅうのも大変だねえ」

この昔話を聴く

小座頭大座頭(こざとうおおざとう)

小座頭大座頭(こざとうおおざとう) 【長野県

昔、あるところに貧乏な爺(じい)と婆(ばあ)がいたと。 歳(とし)とりの晩(ばん)に、小さな座頭(ざとう)どんが戸を叩(たた)き、 「今晩(こんばん)だけ泊めてくろ」 というた。

この昔話を聴く

雪女(ゆきおんな)

雪女(ゆきおんな) 【広島県

なんと昔あったげな。 あるところに景色のいい若い衆(わかいし)があって、晩方、道を通りよったらな、きれいげな娘さんが道端(みちばた)に出とって、 「ちょいとまあ、うちに泊まって」 言いますだってなあ。

この昔話を聴く

石割り木挽(いしわりこびき)

石割り木挽(いしわりこびき) 【秋田県

昔コあったじょな。 むかし、南部、今の秋田県のあるところで、家普請(いえぶしん)をするとて、木挽(こびき)を頼(たの)むことになったど。

この昔話を聴く

果てなし話(はてなしばなし)

果てなし話(はてなしばなし) 【高知県

とんと昔あったげな。 あるところにとても話し好きの爺さんがあったと。 毎晩(まいばん)毎晩若い衆(し)が幾人(いくにん)も来て、とてつもない話をしては、爺さんを喜ばしていたと。

この昔話を聴く

亀に負けた兎(かめにまけたうさぎ)

亀に負けた兎(かめにまけたうさぎ) 【新潟県

兎と亀の話は知っているね……兎が負けたやつだ。でも、このあと負け兎がどうしたかは、余り伝わっていない。今週は、その続きを話そうかの。

この昔話を聴く

正直爺と仔犬(しょうじきじいとこいぬ)

正直爺と仔犬(しょうじきじいとこいぬ) 【島根県

むかしあったげな。 正直爺(しょうじきじい)と欲深爺(よくぶかじい)とがあったげな。 あるとき、正直爺が山でタキギを拾うていたら、

この昔話を聴く

福禄寿(ふくろくじゅ)

福禄寿(ふくろくじゅ) 【熊本県

昔、七福神(しちふくじん)さんの一人の福禄寿(ふくろくじゅ)さんが、一間四角の小まか家を建(た)てて、昼寝(ひるね)をしとったが、頭が長かけん、頭半分が家から外さん出とった。

この昔話を聴く

きつつき

きつつき 【秋田県

昔、昔。 ある家さ一人の婆(ばあ)さん餅(もち)焼(や)いていたけ、トントン戸を叩(たた)ぐ音して、旅人、 「すまねども、ちょっと休ませて呉(け)ねしか」 と、言ったども。

この昔話を聴く

八右衛門出口(はちえもんでぐち)

八右衛門出口(はちえもんでぐち) 【山梨県

むがし、甲斐の国、今の山梨県(やまなしけん)北巨摩郡(きたこまぐん)の大泉村(おおいずみむら)というところに、谷戸八右衛門(やとはちえもん)という男がおったと。

この昔話を聴く

柿売りと婆さん(かきうりとばあさん)

柿売りと婆さん(かきうりとばあさん) 【福岡県

むかし、あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんがくらしていた。 ある日のこと、婆さんが家の井戸端(いどばた)で畑から採(と)ってきた野菜を洗っていたら、男の人が垣根(かきね)の向こうから声をかけてきた。

この昔話を聴く

ねずみ浄土(ねずみのじょうど)

ねずみ浄土(ねずみのじょうど) 【埼玉県

昔、あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんがあったと。 あるとき、婆さんが、爺さんに、 「もうそろそろ筍(たけのこ)が頭を出す頃(ころ)合いだんべ」 というたら、爺さん、 「そうだな。そろそろだな、明日の朝にでも様子見がてら採(と)りに行ってくるか」 というた。

この昔話を聴く

天狗(てんぐ)

天狗(てんぐ) 【岩手県

昔、遠野(とうの)に万吉(まんきち)という人があった。 ある年、鉛(なまり)の温泉(おんせん)へ行ったときのこと。 浴場で見たこともない大男が声をかけてきた。

この昔話を聴く

吉四六さんの意地くらべ(きっちょむさんのいじくらべ)

吉四六さんの意地くらべ(きっちょむさんのいじくらべ) 【大分県

昔、豊後(ぶんご)の国、今の大分県臼杵市(おおいたけんうすきし)野津町(のつまち)大字野津市(おおあざのついち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという頓智(とんち)にたけた面白い男がおった。

この昔話を聴く

山の神のむがし(やまのかみのむがし)

山の神のむがし(やまのかみのむがし) 【山形県

むがし、むがしな。 むがし、あったじょ。山形県最上郡真室川町(やまがたけんもがみぐんまむろがわまち)の西郡(にしごおり)は山深い所にある里だけど。

この昔話を聴く

狐女房(きつねにょうぼう)

狐女房(きつねにょうぼう) 【新潟県

むかし、あるところに一人の貧乏(びんぼう)な男があったと。 ある日の晩方(ばんかた)、男が畑仕事をあがって、山道を帰っていたら、うしろでもうひとつ足音がして、それが山の畑のあたりから、ずうっとついてくるふうだ。気味悪くなってふりかえったら…

この昔話を聴く

※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

〜あなたの感想をお寄せください〜

驚き
黒姫物語」の感想

あの竜は何だったんだろう?

驚き
猫の踊り」の感想

なぜねこがおどった?( 10歳未満 / 男性 )

もっと表示する
驚き
一人参宮」の感想

なかなかの長編でしたね。( 40代 / 女性 )

楽しい

カニの威力変態みたいにやばすぎて思わず吹いたw( 10代 / 女性 )

感動
「民話の部屋」の感想

わたしは、しらゆきひめをみたい( 女性 )

楽しい
豆腐の病気」の感想

短いお話しだったが、ゴボウが土から抜かれて真っ黒な様子、人参が赤いこと、じゃがいもが根にたくさんついていること、豆腐が水の中で風邪を引いたこと等が見事に表現されていて秀逸。おまけにオチもついていて楽しめた。( 40代 / 女性 )

驚き
見るなの蔵」の感想

鶯の鳴き声は、法華経を唱えていたからなのですね。しかし、良くない爺さんの身に何事もなくてよかったですね。こういう話のパターンとして、命を取られたりするので。( 40代 / 女性 )

楽しい
文吾と狐」の感想

狐を笑っていたはずが、狐に見事化かされたという話ですね。( 40代 / 女性 )

驚き
脂とり」の感想

せっかく追手から逃げて命助かったと思ったのにあっけない結末でした。( 40代 / 女性 )