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(全881話)

アラキ王とシドケ王(あらきおうとしどけおう)

アラキ王とシドケ王(あらきおうとしどけおう) 【鹿児島県

むかし、むかし、九州のずっと南にある喜界(きかい)ガ島(じま)というところに、二人の王さまがおったそうな。 アラキ王とシドケ王といって、ふたりとも、大層(たいそう)力持ちの王さまだったと。

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穴掘長兵衛(あなほりちょうべえ)

穴掘長兵衛(あなほりちょうべえ) 【青森県

むかし、ある村に爺(じ)さまと婆(ば)さまがおったと。 あるとき二人で大根の種を蒔(ま)いたら、秋になってどこのものより育(おが)ったと。 爺さまと婆さまが大根を掘(ほ)りに畑へ行ったら、とりわけ一本、今まで見たこともない大きな大根があった。

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宝の瓢箪(たからのひょうたん)

宝の瓢箪(たからのひょうたん) 【岩手県

昔、あるところに貧乏(びんぼう)な正直爺(じい)がおったと。その日、その日をどうにかしのいでおったが、一度ぐらい福運(ふくうん)が向いて来ないかなあ…

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猫の踊り(ねこのおどり)

猫の踊り(ねこのおどり) 【青森県

昔、あるところに若い夫婦者(ふうふもの)が古猫とくらしておったそうな。 あるとき、 夫が山仕事に出掛けたあとで、炉端(ろばた)で居眠(いねむ)りしとった猫(ねこ)がムックリ起きて、大きな目でギロリとあたりを見廻(みまわ)してから、嫁(よめ)さんの側(そば)に寄って来たと。

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坊さまに化けた魚(ぼうさまにばけたさかな)

坊さまに化けた魚(ぼうさまにばけたさかな) 【岩手県

むかし、ある村のはずれに大きな渕(ふち)があって、たくさんの魚が棲(す)んでおったと。あるとき、村の若者たちが集まって毒流しをしようと相談した。“毒…

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赤い箆 白い箆(あかいへら しろいへら)

赤い箆 白い箆(あかいへら しろいへら) 【岩手県

むかし、あるところに生まれついてのよくよくの貧乏者(びんぼうもん)があったと。どれほど働いても稼いでも生計(くらし)がたたないので、旅に出た。旅に出…

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おぶさりてぇい

おぶさりてぇい 【青森県

むかし、ある村に太郎と次郎と三郎という三人の兄弟がおった。ある日のこと、兄の太郎が町へ買い物に行ったとき、帰りはもう夜になってしもうた。太郎が森のと…

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吉四六と牛の毛三本(きっちょむとうしのけさんぼん)

吉四六と牛の毛三本(きっちょむとうしのけさんぼん) 【大分県

むかし、豊後の国、今の大分県臼杵市野津町(おおたいけんうすきしのつまち)大字野津市(おおあざのついち)というところに、吉四六(きっちょむ)さんという、とても面白(おもしろ)い男がおった。

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海おんな(うみおんな)

海おんな(うみおんな) 【新潟県

むかし、佐渡国雑太郡稲鯨(さどのくにさわたごおりいなくじら)、今の新潟県佐渡市稲鯨(新潟県さどしいなくじら)に六蔵(ろくぞう)という漁師(りょうし)が女房とすんであったと。

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ゆうれい井戸(ゆうれいいど)

ゆうれい井戸(ゆうれいいど) 【千葉県

むかし、と言ってもそんなに古いことではない。君が小学生なら、君のお爺さんお婆さんにあたるお人が、まだ子供時代のころだ。

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きん玉を取られる話(きんたまをとられるはなし)

きん玉を取られる話(きんたまをとられるはなし) 【青森県

むかし、あるところに仲のよい夫婦があったと。男は毎日ぼろの仕事着を着て行くので、もう少しこぎれいな着物を着て行けと、嬶が小ざっぱりしたよい着物をこさえてやったと。それを着て山へ行ったが、亭主はもったいないと思って、脱いで木の枝にひっかけた。

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医者三人の腕自慢(いしゃさんにんのうでじまん)

医者三人の腕自慢(いしゃさんにんのうでじまん) 【青森県

昔あったと。あるところに医者になりたい男が三人おったと。「俺は、おっ母さんが眼病(めやみ)なのに、毎晩針仕事をしてつらそうだから、眼医者になって治し…

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わに鮫と医者坊主(わにざめといしゃぼうず)

わに鮫と医者坊主(わにざめといしゃぼうず) 【岩手県

昔、ある渡場(わたしば)に乗り合いの船(ふね)があったと。お客を乗せて海を渡っていたら、急に船が動かなくなったと。いっくらこいでも、船は前にも進まない、後にも戻(もど)らない

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屁っぴり嫁ご(へっぴりよめご)

屁っぴり嫁ご(へっぴりよめご) 【岩手県

むかし、あるところに男がひとりおって、嫁(よめ)を貰(もら)ったと。嫁ごはきりょうもよく、まめに働くので近所(きんじょ)のほめ者になっていたと。とこ…

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瓜子ノ姫子(うりこのひめこ)

瓜子ノ姫子(うりこのひめこ) 【岩手県

むかし、あるところに爺様(じさま)と婆様(ばさま)とがあった。子供がないので、欲しい欲しいと思って神様に願(がん)かけしたと。ある朝、瓜畑(うりばた…

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またぎの犬(またぎのえんこ)

またぎの犬(またぎのえんこ) 【秋田県

昔、あったずおん。またぎ、白犬(しろえんこ)連れで山さ行ったど。えんこてば犬のこんだ。ずっと山奥さ入って行ったども、なんも獲物(えもの)無(ね)ぐて、山の中で暗ぐなってしまったど。

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水乞い山(みずこいやま)

水乞い山(みずこいやま) 【岩手県

むかし、百姓(ひゃくしょう)は、ただ下積(したづ)みになって暮らして来たわけだナス。 干魃(かんばつ)で苦しみ、冷害(れいがい)で泣がされ、年貢米(ねんぐまい)の割り当てでは役人にしぼり取られでス。

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聴耳油(ききみみあぶら)

聴耳油(ききみみあぶら) 【宮城県

むかし、あるところに一人の息子がおって病気で寝たきりのお父(と)っさんと、看病に明け暮れしているおっ母(か)さんと三人で暮(く)らしておった。

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分別八十八(ふんべつやそはち)

分別八十八(ふんべつやそはち) 【岩手県

むかし、むかし、奥州のある村に、八十八という名前の男が六人も住んでおったそうな。あだながなくては誰が誰だかよくわからない。そこで、一人は気が荒いから外道八十八、ひとりは博変がすきで博奕八十八・・・

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火呑山池の大蛇(ひのみやまいけのだいじゃ)

火呑山池の大蛇(ひのみやまいけのだいじゃ) 【広島県

むかし、むかしの大むかしのことでがんすがの。 今の広島県の芦品郡(あじなぐん)に亀が嶽(かめがだけ)という山がありまんがのう、知っちょりんさろうが。そうそう、あの山でがんよのう。あの亀が嶽の中ほどに火呑山池がありまんがの、その池に一匹の大蛇(だいじゃ)が住んでおりまぁたげな。

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

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驚き

涙を流すモナリザって本当に泣くの? ( 10歳未満 / 男性 )

驚き
肝だめし」の感想

赤ちゃんの首を切っちゃったんだよねーなんかこわいー。( 10歳未満 / 女性 )

怖い
ゆうれい井戸」の感想

三回読んでも返事がないときは撃ち殺してもいいというのが怖い

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悲しい
大沼の主と娘」の感想

大蛇となった母は、化け物となってしまい、娘を探しつつも化け物のさがもあってか、喰らわずにいられなかったのだろうか。 それとも、実の娘に会えない悲しさを、他人の娘の幸せを喰らい奪うことで昇華していたのだろうか。 いずれにせよ悲しい話です。( 40代 )

驚き
くだしょうの話」の感想

くだしょうの話は初めて聞きました。おひつ?で叩くこととくだしょうが来ることとの関係性がよくわかりません。音で来るんですかね。何度でもついてしまうのか!と思うと怖かったです。( 10代 / 女性 )

驚き
雪娘」の感想

その娘は人間じゃなかったんだ ( 10歳未満 / 女性 )

感動
泣き砂の浜」の感想

お小夜サマの気持ちに寄り添いながら、お話聴かせていただきました。とても、切なく、哀しすぎるお別れ、まさしく悲恋そのものですね。 村人たちの噂話に耳もくれず、信じて待ち続けるなんて、並大抵のことではないと想い、心痛いかばかりかとお察し申し上げます。 最期には、恋人の幻影面影、幻を、、、その後、砂浜がキュ、キュっと泣くとはお小夜サマの真実の愛が届いて良かったと、ココロから安堵いたしました。 現世では、結ばれず悲恋となってしまったことは本当に残念でなりません。お悔やみ申し上げます。 それでも、なお泣き砂の浜となって未来永劫、子どもたちに語り継がれるほど素晴らしい、真実の愛で結ばれたお二人に祝福の小さな拍手を贈りたいと想います。 私は、今まで、恋した事は星の数ほどでも、一人の男性を死ぬほど愛した事は、お恥ずかしい限りですがまだ一度もないので。 いつか、お小夜サマみたいに、ココロから信頼し、私の真心捧げられる殿方に出逢えたら嬉しく想い、感想とさせていただきます。 長々、お目汚しを。初めて知る泣き砂の浜のお話聴かせていただき、誠にありがと様でした。 お小夜サマの一途な愛を参考に私も、自分自身を律し、もう少しダケ謙虚に、慎ましく三歩下がって後から付いていくような控え目な女性を目指して頑張ります。 かなりのPOISONガール&理不尽な相手には噛み付くクロコダイル女なので無理っぽですけどね。 ありがとうございました。明日からも、頑張る勇気をもらいました!おやすみなさい。天国で、お幸せに。( 40代 / 女性 )

悲しい
雪女」の感想

雪女は何をしたかったんだろう。( 10代 / 男性 )