コミカルすぎる題名に釣られて読んだら予想外のオチだった。全滅ってそういう…( 20代 / 女性 )
むかし、むかし。 ある山里にお爺(じい)さんと二人の娘が住んでおった。 ある日お爺さんが、山へたき木取りに行ったら、猿(さる)が出て来て…
昔、盛岡の木伏に美しい娘があったと。毎日家の前の北上川へ出て、勢よく伸びた柳の木の下で洗濯物をしていた。あるとき、その娘がいつものとうり洗濯に出たまま行方がわからなくなったと。
むかし、むかし、あるところに爺(じい)さんがあったと。爺さんには娘(むすめ)が三人あったと。 ある日爺さんは牛蒡(ごぼう)を掘(ほ)りに行った。ところが牛蒡はひとつも掘れない。どうしようかと思うていたら、猿(さる)がやってきて…
昔々、小さなお城があったと。そのお城に、それはそれは美しいお姫様があったと。夜更になると、毎晩、立派な若侍が遊びに来たと。お姫様のおつきの者は、どうも怪しいと、はかまの裾に針を刺しておいたと。すると若侍は、その針が刺さって血をたらしながら帰って行った。
昔、あるところにね、機織り(はたおり)の上手な美しい娘がいたって。その娘のところにね、夜な夜な、赤い鉢巻(はちまき)をした美しい男が通(かよ)って来…
むかし、あるところに一人の器量(きりょう)よしの娘がおったと。ある晩、娘の部屋で笑い声がするので、母親がそおっとのぞいてみると、娘は、けしきのいい若…
むかし、むかし、あるところに一人の娘が住んでおった。娘はお蚕(かいこ)さんを飼(か)って、糸を取って暮らしを立てていたと。ある年のこと。お蚕さんが思…
むかしあったと。あるところに、爺(じ)さまと三人の娘がおった。爺さまは毎日毎日、山の畑を耕していた。あるとき、あんまりくたびれて、せつないから、「だ…
むかし、あるところに婆(ばあ)さんと娘がいてあったと。ある晩げ、眠(ねむ)っていた婆さんは何かの音で目が覚(さ)めた。どうやら娘の部屋に若者風なのが…
節分のとき、あなたの家では何と言って豆をまきますか?ふつうは、「福は内、鬼は外」って豆をまきますよね。それが「福は内、鬼も内」と、こう、まく家がある…
昔あったと。あるところに爺(じ)さと娘三人とがいてあったと。あるとき爺さが山の畑で種豆(たねまめ)をまいていたら腰(こし)を痛(いた)めてしまった。
さる昔、あったけド。あるところさ、三人の娘持った長者爺様あったけド。あるとき、千刈(せんかり)り田(だ)さ水コ見に行って見っと、カラカラに干上(ひあ…
※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。
語り:井上 瑤/平辻 朝子
コミカルすぎる題名に釣られて読んだら予想外のオチだった。全滅ってそういう…( 20代 / 女性 )
黒竜さんはどういう見た目なのかなぁ? 気になる〜!! この前、学校で黒姫スノーパークスキー場に行ったけど、そんなことがあったんだね〜。 ( 10代 / 女性 )
こわいのウウウウ〜 ( 80代以上 / 女性 )
骨をかじる男、なんか、犬みたい
たぬきが、芸をして、貧乏が大金持ちに、なるということが感動した。( 30代 )
たぬきを叩き殺して食べてしまう。残酷だが、たぬきもにんげんも自然の一部だからこそなのだと感じた。( 30代 / 女性 )
すごくいい話でした!
僕の地域では川は越えてくるんじゃなくて山姥が飲み干してました。( 30代 / 男性 )
小学生の頃、両親は共働きで家におらず、親にもらったテレホンカードを使って、私はひとり公衆電話から毎日のように昔話を聞いていました。もう40数年も前のことです。このサイトに辿り着いて、懐かしく思い出しました。制作くださった方々に心から感謝申し上げます。( 40代 / 女性 )
類型で、三人の子の内、賢く情深い末子の活躍を描く話型の基本の話で楽しく聴けました。 こういう異形の婿でも猿形(狒々などの妖物の一種と思われ)の者は日本の民話だと大抵が川や滝など水辺で退治される、というのが興味深いです。猿猴は水怪だからなのでしようか。降りかかった災難や親の苦境を、末子が身代りになりその勇気と知恵で乗り切る一種の英雄譚とも重なっており、気持ち良い話です。 お国言葉の語りも耳にやさしく感じます。かわいそうなおさるさんを殺す話などではありません。末娘の知恵で妖怪を退治する手柄話なのです。
みんなの声
〜あなたの感想をお寄せください〜