民話の部屋 民話の部屋
  1. 民話の部屋
  2. お話一覧

(全883話)

曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん) 【山形県

むかし、むかし、秀吉(ひでよし)の時代に新左衛門(しんざえもん)ていう刀の鞘師(さやし)いだったど。新左衛門がこしらえる鞘は、刀がソロリ、ソロリと抜…

この昔話を聴く

一休さんと殿さま(いっきゅうさんととのさま) 【山形県

一休和尚さんは、小僧さんのころからとても頓智(とんち)にたけたおひとだった。まだほんの小僧さんなのに、大人(おとな)のけんかを頓智でまるくおさめたり…

この昔話を聴く

鶯の内裏(うぐいすのだいり) 【山形県

昔あったけど。昔あるところにな、お茶屋あったけど。きれいだ姉さんが毎朝のように五文価(ごもんあたい)ずつお茶買いに来るじょんな。番頭は不思議に思て、…

この昔話を聴く

桑原桑原桑原(くわばら くわばら くわばら) 【山形県

むかし、むかし、あったと。ある春先(はるさき)のうららかな日。縁側(えんがわ)で婆(ばあ)が爺(じい)の足の爪(つめ)を切ってやり、そばでは猫が大(…

この昔話を聴く

ネズミのスモウ 【山形県

むかしむかし、あるところに長者殿と貧乏な爺さ婆さとが隣あってあったと。両方の家にネズミがいたと。長者殿のネズミはまるまると太り、爺さ婆さのネズミはや…

この昔話を聴く

ネズミの金干し(ねずみのかねほし) 【山形県

昔、あるところに爺さがおったと。爺さ、山に焼畑(やきはた)に行ったと。四隅(しすみ)を畝(うな)い、木組(きぐみ)をして焼き飯を供(そな)え、山の神…

この昔話を聴く

塩っぱい爺さま(しょっぱいじいさま) 【山形県

昔、あるところに爺(じ)さまがあったと。秋祭りがきて、町(まち)に市(いち)が立った。爺さま買い物に出かけたと。町ではピーヒャラ、ドンドンと笛太鼓が鳴り響…

この昔話を聴く

節分の鬼(せつぶんのおに) 【山形県

むかし、あるところに貧乏な夫(とと)と妻(かか)があったと。二人は、朝は朝星(あさぼし)の出ているうちに畑へ行き、夜は夜星(よぼし)をながめながら帰…

この昔話を聴く

金看板と頓智(きんかんばんととんち) 【山形県

むかし、むかし、あるところに韋駄天(いだてん)走(ばし)りの男があった。平地はもとより、山に入ってもキジを獲ったり、兎を獲ったり、ものすごく足が速い…

この昔話を聴く

栃眼(とちまなぐ) 【山形県

むかし、むかし、あるところに貧乏(びんぼう)な正直男(しょうじきおとこ)があった。働き者で、働いて働いて働いたけど、いつまで経(た)っても、暮らし向…

この昔話を聴く

蜂の援助(はちのえんじょ) 【山形県

むかし、あるところにひとりの貧(まず)しい若者がおったそうな。ある日、若者は小銭を少しばかり持って、塩を買いに町へ出かけたと。すると、その途中の道で…

この昔話を聴く

七草(ななくさ) 【山形県

正月七日には七草粥(ななくさがゆ)を食べるもんだけド。むかし、ある人が、なんだかみんな年取っていくのが不思議で、どうしてだべて考えだれば、夜、枕神(…

この昔話を聴く

東の長者と西の貧乏どの(ひがしのちょうじゃとにしのびんぼうどの) 【山形県

むかしむかし、ある村に東の家と西の家とがあったと。東の家は長者どので、大っきな屋敷(やしき)に蔵(くら)もあり、子沢山(こだくさん)だったと。西の家…

この昔話を聴く

雪女郎(ゆきじょろう) 【山形県

むかし、むかし、とんと昔。山形県の小国郷(おぐにごう)の雪野っ原(ゆきのっぱら)に、東の家と西の家の二軒の家があったと。吹雪(ふぶき)がヒュウヒュウ…

この昔話を聴く

見るなの蔵(みるなのくら) 【山形県

むかし、あったけど。村の爺(じ)さま、山ん中で働いてたけど。暗くなってきて、爺さま道に踏み迷って、困っていると、向こうの方に灯(ひ)がテカン、テカン…

この昔話を聴く

花咲爺(はなさかじい) 【山形県

むかし、むかし、正直な爺(じ)んつぁと婆(ば)んちゃいだっけど。ほうしてある時、畑さ稼(かせ)ぎに行くべと思ったれば、白い犬コ、はぁ捨(す)てらっで…

この昔話を聴く

酒と小便(さけとしょうべん) 【山形県

むかし。羽前の国、山形県に、佐兵(さひょう)というとんち者がおった。この佐兵の住んでいた村は、天領(てんりょう)というて将軍(しょうぐん)さまの支配…

この昔話を聴く

大歳の火(おおどしのひ) 【山形県

むかし、ある家に嫁さんがあった。年取りの晩に、姑(しゅうとめ)さんから、「あすの朝まで囲炉裏(いろり)の火を消さないように」といわれて、寝ないで火の…

この昔話を聴く

生き針 死に針(いきばり しにばり) 【山形県

むがしあったけど。あるところに父(とど)と母(かが)と小んまい男子(やろっこ)が住んでいだけど。正月二日に初夢見ると幸せになるというが、その男子だけ…

この昔話を聴く

座頭さまとボタ餅(ざとうさまとぼたもち) 【山形県

昔、あるどこさ、爺(じじ)と婆(ばば)、あったけド。あるどぎ、旅道中(たびどうちゅう)の座頭(ざとう)さま、「どうぞ、一晩泊めて呉(け)らっしぇ」っ…

この昔話を聴く

※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

〜あなたの感想をお寄せください〜

怖い
骨をかじる男」の感想

理由は、男が「ここだあ」といったのが怖くて死んだという報告がはいったとき怖くなりました私の家の近くにも墓地があるのですごい怖いです( 10歳未満 / 女性 )

怖い
「民話の部屋」の感想

中学校の七不思議がとにかくこわい( 10歳未満 )

もっと表示する
楽しい

いろんな七不思議が出てきて面白かった。( 10歳未満 / 女性 )

楽しい
猫島」の感想

面白ー

楽しい
一寸法師」の感想

楽しい( 10歳未満 / 男性 )