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河童が登場する昔話(全15話)

はだか半三郎(はだかはんざぶろう)

はだか半三郎(はだかはんざぶろう) 【秋田県

むかし、あるところに「はだか半三郎」ていう若い男、いてあったと。食う物も、着る物も何も無(ね)ぇ貧乏な人であったと。ある時、世話好きな人、「はだか半…

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カッパの墓(かっぱのはか)

カッパの墓(かっぱのはか) 【秋田県

カッパの話か?あるな、このあたりにも。そこの雄物川(おものがわ)な、来るときに見たべ。秋田平野を二つに割って流れる秋田一の川だ。その川におるっちゅう…

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河童の恩返し(かっぱのおんがえし)

河童の恩返し(かっぱのおんがえし) 【青森県

むかし、あるところにひとりの正直(しょうじき)な男が住んでいたと。ある年の春、用水路の脇の田圃(たんぼ)へ田打(たうち)に行ったと。昼時(ひるどき)…

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エンコ(河童)(えんこ) 【高知県

土佐では河童のことをエンコといいます。エンコは、川が大きな淵になっているところに棲んでいて、夜になると岸へ上がって歩き回ります。エンコの歩いたあとは、何ともいえない嫌な生臭い匂いが残っていますので、すぐ判ります。

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河童から力をもらった男(がわっぱからちからをもらったおとこ) 【熊本県

天草の話ばい。むかし、ある若者が富岡の殿さんが城を築くちゅうので、人夫に使ってもらいたいと出かけて行ったと。

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かっぱと貝殻(かっぱとかいがら) 【鹿児島県

かっぱはいたずら好きで、よく夜になると馬小屋にしのびこみ、馬がへとへとになるまで乗りこなすそうな。馬が疲れてくると、その馬の尻尾(しっぽ)をしばって…

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河童岩(かっぱいわ) 【宮崎県

むかし、ある川の中に一ぴきの河童が棲んでいたと。ある時、子供達が大勢集まって、川の中に白い小石を投げ込んでその小石を取りあいっこしては遊んでいた。す…

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ヤマワロの話(やまわろのはなし) 【熊本県

河童(かっぱ)。夏の間、水の中でいろいろ悪さをするアレですがの。熊本のここあたりではガワッパと言う。ガワッパは、夏が終って山に入ると呼び名が変わって…

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土佐のエンコウ(とさのえんこう) 【高知県

土佐では河童のことをエンコウといいます。エンコウは、川が大きな淵(ふち)になっているところに棲んでいて、夜になると岸へ上(あが)って歩き回ります。エ…

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一厘銭になった河童(いちりんせんになったかっぱ) 【和歌山県

むかし、紀伊の国(きいのくに)、今の和歌山県の岩田(いわた)というところに大分限者(おおぶげんしゃ)がおったと。ある年の夏のこと。大分限者の使用人の…

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カンザシをさした河童(かんざしをさしたかっぱ) 【和歌山県

紀州(きしゅう)、今の和歌山県西牟婁郡中辺路町(にしむろぐんなかへじまち)に伝わる話をしようかの。ガイラボシというのを知っているかな。ガイラボシとい…

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彦左と河童(ひこざとかっぱ) 【和歌山県

むかし、瀬戸(せと)に彦左という力のめっぽう強い男がおった。ある夏の日、古池(ふるいけ)という大きな溜池の下手(しもて)にあるたんぼで一日じゅう草取…

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河童徳利(かっぱどっくり) 【神奈川県

むかしむかし、相模の国(さがみのくに)、今の神奈川県(かながわけん)茅ケ崎市(ちがさきし)の西久保(にしくぼ)というところに、五郎兵衛爺(ごろべえじ…

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河童の雨乞い(かっぱのあまごい) 【栃木県

昔、ある村を流れる川に河童が住んでいたと。河童は子供や馬を川の中へ引きこんだり、畑を荒らしまわったり、悪さばかりしておった。ある日の夕方、村の和尚さ…

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五月節句の笹巻き飯(ごがつせっくのささまきまんま) 【山形県

とんと昔、あるところにオドとカカがおったと。初児(はつご)子のお産が始まって、カカがウンウン唸(うな)っているそばで、オドは気ぃもめて気ぃもめてなら…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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五寸釘」の感想

そりゃ女子供にゃ聞かせられんわの。女は顔真っ赤になるし子供は……訳分からんかも…な

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飴は毒」の感想

一休さんの頓知話の一つですな。小学館の絵本で見たぞ。

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吉四六さんは頓知の帝王。絶対に怒らせてはいけません。倍にしてやり返されます。

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ずいとん坊」の感想

狸可哀想に…御馳走用意したなら一緒に食えば良いやないの。狸が何したんよ…

悲しい

どんな気持ち?に何故怒りがないのか!!目先の利益だけで自然を壊しおって!!

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猫の名」の感想

鼠の嫁入りと似た話やのう。犬はポチで猫はタマじゃ。

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犬の眼」の感想

落語にあったぞ。犬の目を入れられた男が小便する時に片足が上がるとか何とか。

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ごくどう鰻」の感想

昔は沢山居たが最近は見なくなったな。蒲焼が滅茶苦茶高いから当然と言えば当然か。

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猫又」の感想

家の軒下に住み着いた黒猫の可愛らしい事と言ったら無いね。家に上げようとしても上がらないが、餌を与えると美味そうに食べるのよ。猫は死期を悟ると人目に付かない淋しい場所で静かに死を迎える…と言うのは誤りで、本当は本来の力を取り戻す為に療養してるとか?…何で分かるんだよ。猫に聞いたのか?