王様も根っからの悪党ではなかったと。成程成程成程成程。
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むかし。武蔵国のある村に、いたずらなタヌキがこっそりすんでいたと。いたずらでな、嫁どりの土産をもって千鳥足で帰っていく三平どんを見つけると、ドロンと、きれいな娘さまに化けて
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むかし。相模湾の三ツ石の沖にサメの夫婦が住んでおったと。夫婦は、ここへ漁師の舟が来ると追い返しては、子ザメを守っておったと。「三ツ石へ行くでねぇ。主のサメにおそわれるぞ」と、漁師たちは、この沖を地獄のように恐れて近寄らなかったと。
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むかしむかし、相模の国(さがみのくに)、今の神奈川県(かながわけん)茅ケ崎市(ちがさきし)の西久保(にしくぼ)というところに、五郎兵衛爺(ごろべえじ…
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むかし、神奈川県(かながわけん)の岡崎村(おかざきむら)大句(おおく)という所の地主(じぬし)のうちに、たみという下働き(したばたらき)の女ごがおっ…
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むかし、神奈川県(かながわけん)の大師河原(だいしがわら)というところに、お父と娘の二人暮(く)らしの漁師(りょうし)が住んでおった。お父は毎朝、木…

「不知火(しらぬい)の松」は、漁のお仕事をするお父さんと、仕事の帰りを待つ娘のお話。お父さんの娘に対する愛情の深さと、いつも一生懸命お仕事しているお父さんをいたわる想いは、胸がほっこりします。最後は悲しい結末が待っていますが、親子愛の強さを改めて考えさせられる感動的なお話です。
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むか-し、むか-し、気の遠くなるくらい大昔のことだ。箱根(はこね)山に天から来たという神様とも人間ともつかぬ面(つら)をして、へそまがりで、力持ちの…
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むかし、相模(さがみ)の国久根崎村、今の神奈川県川崎市に立派な寺があったと。山門を入ると右側に池があり、その向こうにどっしりしたかねつき堂があった。
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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。
語り:井上 瑤/平辻 朝子
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王様も根っからの悪党ではなかったと。成程成程成程成程。
夜中に啜る雑炊が又美味いのよ。
流石一休さんやな。鳥類であっても家族同然か。良いお話じゃないですか。ねえ?
いいね~面白い( 10代 / 男性 )
なるほど。五感には五感で返したか。うまい返しだ。( 40代 / 女性 )
狐お見事。狐の方が一枚上手だったね。( 40代 / 女性 )
黒ねずみは命拾いをしたね。しかし、白ねずみはいずこへ?( 40代 / 女性 )
帰るときにごぼうの葉がよいのか?手ぬぐいを借りて腰に巻いた方がまだマシな気がする。( 40代 / 女性 )
ささいな事でお后を城から追い出しておいて、「潮と水を人民に返してあげなさい」とは、王様らしいことを言ったね。( 40代 / 女性 )
あかんわな。貧乏神は一回取り付いたら二度と離れへん。
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