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天狗が登場する昔話(全10話)

瘤とり爺(こぶとりじい)

瘤とり爺(こぶとりじい) 【岩手県

昔、まんずあるところに、額(ひたい)に拳骨(げんこつ)ほどのでっこい瘤(こぶ)のある樵(きこり)の爺(じい)さまがあったど。ある日、山へ行って、もう…

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天狗(てんぐ)

天狗(てんぐ) 【岩手県

昔、遠野(とうの)に万吉(まんきち)という人があった。 ある年、鉛(なまり)の温泉(おんせん)へ行ったときのこと。 浴場で見たこともない大男が声をかけてきた。

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極楽を見たという話(ごくらくをみたというはなし)

極楽を見たという話(ごくらくをみたというはなし) 【岩手県

昔あるところに信心(しんじん)深い婆(ば)さまが良くない息子夫婦と暮らしてあったと。婆さまが齢(とし)とって働くことが出来なくなったれば、息子夫婦は…

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こぶとり爺さん(こぶとりじいさん)

こぶとり爺さん(こぶとりじいさん) 【岩手県

昔、むかし、あるところに額(ひたい)に拳(こぶし)ほどの瘤(こぶ)のある爺さまが二人あったと。二人の爺さまは瘤がみっともないから取ってもらおうと思い…

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籾とおしと天狗さま(もみとおしとてんぐさま) 【鹿児島県

網(あみ)の目や篩(ふるい)や笊(ざる)や籾(もみ)とおしのように、目のたくさんあるものをとおしては、ものを見てはいけないといわれています。幸(さち…

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天狗さまの鼻はなぜ赤い(てんぐさまのはなはなぜあかい) 【宮崎県

むかし、むかし。あるところに大きな松の木があって、その木に天狗(てんぐ)さまがいたと。ある日のこと、村のひとりの子供が松の木の下で、「天狗さまござる…

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ばくち打ちと天狗(ばくちうちとてんぐ) 【三重県

昔あった話やんけ、あるところにの、一人息子でばくち好きな男がおったんて。おやじからもろた銭もみなばくちに取られてしもて、一文無しになってよ、ふてくさ…

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天狗の隠れみの(てんぐのかくれみの) 【福井県

むかし、あるところにばくち打ちがおったそうな。あるときばくちに負けてフンドシひとつになってしまったと。「カカァの着物を質に入れて金を作ったのに、俺ら…

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一畚山(ひともっこやま) 【静岡県

むかしむかしの大昔、上野(こうずけ)の国(くに)、今の群馬県に、大っきな、大っきな天狗が棲(す)んでおったそうな。こいつがたいくつすると、山奥から大…

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米倉 小盲(こめくら こめくら) 【兵庫県

昔、あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんが暮らしていたと。ある春雨(はるさめ)の降(ふ)る日、爺さんが簑笠(みのかさ)つけて畑おこししていたら…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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驚き
若返りの水」の感想

欲張ったらだめ( 80代以上 / 女性 )

楽しい
耳だけ極楽」の感想

長い人生でいいこと何もしてないのおもろい( 80代以上 / 女性 )

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楽しい
闇夜の柿」の感想

うんちを舐めちゃって和尚さん残念ですね( 10歳未満 / 男性 )

怖い
トト、おるかぁ」の感想

女の人が可愛く見えてきた( 10代 / 女性 )

怖い
「民話の部屋」の感想

おきゃらが犠牲にならずともいずれ洪水は止んだだろうし、流行り病は来たし、またいずれなくなったんだと思う。知識がないのは怖いと思った。

楽しい
塩吹き臼」の感想

私は小学校2~3年ぐらいの時、この話を本で読んで (ほしいものが出るうすが実在したらなぁ)と思いました。  その時私が読んだ本は、「兄と弟」という設定でした。 話の内容  あるところに、兄弟がいました。  兄はケチで、欲張りで、怠け者でした。 これに対して弟は、正直で、働き者でした。  臼を手に入れたのは弟で、夜中にこっそり臼を盗んだのは兄( 40代 / 女性 )

楽しい
「民話の部屋」の感想

いろんなお話があって楽しいです( 10代 / 女性 )

怖い
牛と蛙」の感想

膨らみすぎると破裂すること、牛のように大きくはなれないことを子蛙が知らなかったとしても結末が怖い。お腹いっぱいで破裂しそうと言った私に、おじいちゃんが教えてくれたのが「牛と蛙」。怖いって。( 10代 / 女性 )