黒姫がいなくなったのは寂しいけどいいお話! ( 10代 )
昔、七福神(しちふくじん)さんの一人の福禄寿(ふくろくじゅ)さんが、一間四角の小まか家を建(た)てて、昼寝(ひるね)をしとったが、頭が長かけん、頭半分が家から外さん出とった。
昔あったと。 カッコという名前の子供があったと。 実の母さんは早ように死んで、継母(ままはは)が来たそうな。
昔、あるところにお寺があったと。 お寺の庭(にわ)の柿の木に、枝もたわわに実がなって、秋にはその実が赤く熟れて、うまそうだと。
昔、ある山の中に、若い夫婦者があったと。二人には子供もなかったし、人里離れた山の中だし、身を寄せあって、仲好う暮らしていた。
むかし、あるところに正直な婆(ばあ)さんがおったと。 あるとき、婆さんは団子(だんご)をこしらえて、親類(しんるい)の家へ持っていった。そしたら途中で石につまづいて転んでしもうた。
むかし、むかし、あるところに爺(じい)さんがあったと。爺さんには娘(むすめ)が三人あったと。 ある日爺さんは牛蒡(ごぼう)を掘(ほ)りに行った。ところが牛蒡はひとつも掘れない。どうしようかと思うていたら、猿(さる)がやってきて…
昔、あったと。鶉(うずら)と狸(たぬき)があったと。 あるとき、鶉と狸が道で出合ったと。鶉が、 「狸どん、狸どん。今日はお前に殿(との)さまの行列を見せてやろうと思うが、どうだ、井ぐいに化けないか」 と、狸にもちかけた。
むかし、ある寺にとんち名人の一休さんという小僧がおった。 この一休さんには、物識り和尚さんもたじたじさせられておったと。 「一遍でもええから、一休をへこませてやりたいもんじゃ」 つねづねそう思っていた和尚さん、ある晩いい考えが浮かんだ。
昔昔、あるところに貧乏な爺(じい)さんと婆(ばあ)さんがあった。ある年の暮に、正月用意もできないので、遠くの親類を頼(たよ)ることにしたと。
むかし、あるところに欲深でそのうえ嫉妬(しっと)深い婆さんがおったと。村の人達はみんな仏さんを拝(おが)んでいたが、この婆さんだけは信心(しんじん)のしの字もなかったと。
天草の話ばい。むかし、ある若者が富岡の殿さんが城を築くちゅうので、人夫に使ってもらいたいと出かけて行ったと。
河童(かっぱ)。夏の間、水の中でいろいろ悪さをするアレですがの。熊本のここあたりではガワッパと言う。ガワッパは、夏が終って山に入ると呼び名が変わって…
ずっとむかし。九州の天草の島々には、キリスト教を信じる沢山の人々がおった。ところが豊臣秀吉や徳川家康は、キリスト教は外国からきたよくない宗教だから信…
むかし、あるところに貧乏(びんぼう)な家があって、父さんと娘とが暮らしてあった。あるとき、村の普請(ふしん)があって、川の堤(つつみ)を築(きず)き…
この話は女子(おなご)と子供には聞かせたくないのじゃが、ことのなりゆきで・・・ま、たまにゃ、いいかの。昔、あるところに一人息子がおった。十八、九にな…
むかし、あるところに長者どんがおらして、日本一仕事の早い者を雇(やと)う、というて、お触(ふ)れを出したと。そしたら四人集まって来たと。いろいろ早業…
むかし、肥後(ひご)の国(くに)、今の熊本の八代(やつしろ)というところに、彦市どんという、おもしろい人がおって、いつも、人をだましたり、からかった…
※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。
語り:井上 瑤/平辻 朝子
黒姫がいなくなったのは寂しいけどいいお話! ( 10代 )
オンチョロチョロ出て来られ候 オンチョロチョロ何やら囁かれ候 オンチョロチョロ出て行かれ候 泥棒は命からがら逃げ出したとさ
狸が山に戻れた様で良かった良かった。騙されて3両払った住職さんは気の毒じゃが。まあ、どっかで犠牲は出るもんじゃから其れは仕方ないわの。すると茂林寺にあるあの茶釜はナンジャラホイ
この話は好きだな。普通世間では嫌われ者の貧乏神。夫婦は出て行くと言うのを止めて一緒に暮らしたいと。貧乏神嬉しかっただろうな。
お地蔵さんか。大抵のお地蔵さんは優しい顔をされてる。持って帰りたいと思う時も有るには有る。持って帰って部屋に飾りたいと思う程優しい顔をされている。
………落語のネタ……だろ?
托鉢を断られただけでこの仕打ち。名僧高僧と( 30代 / 男性 )
鳥の鳴き声がどんな風に聞こえるか。人それぞれなんです。例えばカラス。カーカーカーと聞こえる人も居ればアホーアホーアホーと聞こえる人も居るし、カラカラカラと聞こえる人も居る。鶏もコケコッコー…って事になってるが、聞く人によっては違う鳴き声に聞こえる。誰が聞いてどんな風に聞こえたかによって出来上がる民話が違うんよな。
鬼の怖さが分かる話ですな。想像上の生き物である鬼。牛の角を持ち、虎の皮の腰巻きを巻いている。丑寅の方角が鬼門と呼ばれているからなのだとか。人は見掛けによらないと言うが、鬼は見掛けによります。其れが証拠に鬼が活躍する話は滅多に無いだろ?
そりゃ女子供にゃ聞かせられんわの。女は顔真っ赤になるし子供は……訳分からんかも…な
みんなの声
〜あなたの感想をお寄せください〜