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福井県の昔話(全7話)

言うな地蔵(いうなじぞう)

むかし、ある旅の男が金を使い果(は)たして、峠(とうげ)のお地蔵(じぞう)さんの前で途方(とほう)に暮(く)れておったと。腹は空くし、こころ細いし、…

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ココが好き!!ポイント

どんな理由があったとしても…

「誰も見ていないから大丈夫」…なーんて、そんな事は無く、悪い事をすればいつか必ず罰が当たるものです。ましてや私利私欲の為だけ…なんて輪をかけて悪い。どういう理由があろうとも、やっぱり悪事は悪事なんです!
でもこんなお地蔵様がいたら…それはそれでびっくりしちゃいますね…。

最後のうそ(さいごのうそ)

むかし、あるところに、とほうもない嘘つき爺がおったと。爺の若い頃、近所の人が嫁さんを世話しようとしたら、相手の娘っこに、「エ―あの人ぁ、そんなあ、う…

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土仏観音(どぶつかんのん)

むかし、むかし、越前(えちぜん)の国、今の福井県の※1坪江村(つぼえむら)に※2滝沢寺という小さな寺があって、和尚(おしょう)さんが一人住んでおった…

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首なし行列(くびなしぎょうれつ)

むかし、越前(えちぜん)の国、今の福井県の福井のご城下(じょうか)を、ひとりの婆(ばあ)やが提灯(ちょうちん)を下(さ)げて、とぼとぼと歩いておった…

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天狗の隠れみの(てんぐのかくれみの)

むかし、あるところにばくち打ちがおったそうな。あるときばくちに負けてフンドシひとつになってしまったと。「カカァの着物を質に入れて金を作ったのに、俺ら…

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継子のイチゴとり(ままこのいちごとり)

むかし、むかし。あるところに、お千代とお花という姉妹(あねいもうと)がおった。お千代は先のおっ母さんの子で、お花は後のおっ母さんの子であったと。後の…

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狐の玉(きつねのたま)

むかし、ある寺に、かしこい小僧がおってな、山の狐穴(きつねあな)から、狐の玉を拾(ひろ)ってきたそうな。その玉が無いと、狐は人をだませんのだと。小僧…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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感動
鮭の大介」の感想

鮭に助けられた面白くてびっくりしたお話しでユーモアたっぷりで感動しました。( 30代 / 女性 )

悲しい
三毛猫の経立」の感想

ミケさんだって本当は、自分の事を可愛がってくれた婆様を殺したくなかったろうに……( 30代 / 女性 )

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楽しい
ヤマワロの話」の感想

くすぐったり自在鉤揺すったりするの可愛い☺ 山童もちゃんと通背なんだなぁ

楽しい
お階段めぐり」の感想

面白い。こんなお話初めて聞いた。( 10歳未満 / 男性 )

悲しい
「民話の部屋」の感想

むすめがじゅうでころされてふるいいどになげられるのは悲しい。 ( 10歳未満 / 女性 )

悲しい
うぐいすの里」の感想

この手の話はよくあるが、恩返しとかでもなんでもなく、いきなり留守番頼んで娘が死んだ(´・ω・`)って言うのはなかなか鬼畜だと思った。まあ悪いのは木こりかもしれないが、うぐいすも何故信用したのか......( 10代 / 女性 )

驚き
順めぐり」の感想

「命ひろいしたなぁ」と最後に声をかけてきた存在は山の神?( 40代 / 女性 )

驚き
藤田丹後」の感想

マジック?どこで身につけたのだろう?( 40代 / 女性 )

感動
三枚のお札」の感想

懐かしい。記憶に残っている有名な昔話。山姥が餅に挟まれて食べられるというくだりは憶えていたのだけど、和尚さんが山姥を油断させて最後は倒したという話であったのを再認識しました。( 40代 / 女性 )