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静岡県の昔話(全7話)

蛇息子(へびむすこ)

むかし、あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんとが暮(く)らしてあった。 爺さんと婆さんには子供(ども)がなかった。 二人はことある毎(ごと)に「子供が欲(ほ)しい、子供が欲しい」と言うていた

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猿正宗(さるまさむね)

昔、九州(きゅうしゅう)のある大名家(だいみょうけ)の飛脚(ひきゃく)が二人、江戸屋敷(えどやしき)への大切な手紙を持って東海道(とうかいどう)を旅していたと。

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豆腐と油揚げとおから(とうふとあぶらあげとおから)

むかしあったと。ある日、豆腐屋(とうふや)の主人(しゅじん)が用事で家を留守(るす)にしたと。そこで豆腐と油揚げ(あぶらあげ)とおからが、「親方(お…

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栗拾い(くりひろい)

昔、あるところに、母親を亡くした娘があったと。やがて、ひとつ年下の女の子を連れた継母が迎えられたと。継母(ままはは)は、日が過ぎるにしたがって、継子…

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一畚山(ひともっこやま)

むかしむかしの大昔、上野(こうずけ)の国(くに)、今の群馬県に、大っきな、大っきな天狗が棲(す)んでおったそうな。こいつがたいくつすると、山奥から大…

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狸の恩返し(たぬきのおんがえし)

昔、ある山の中に貧しい炭焼きの夫婦が小屋を作って住んでおったそうな。女房が夜なべ仕事に糸車をカラカラまわして糸をつむいでいると、狸がたくさん集まって…

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鳶不幸(とんびふこう)

むかし、あるところに、とんびの親子がおったそうな。子とんびはヘソ曲りの子であったと。親が、「山へ行け」と、言えば海へ行き、「海へ行け」と、言えば山へ…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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感動
黒姫物語」の感想

不思議なおはしで感動しました。( 20代 / 女性 )

怖い
田螺童」の感想

はったい粉を口につけて娘をもらうのははんざ( 10歳未満 / 女性 )

怖い
豆助話」の感想

本当にあるの?( 10歳未満 / 女性 )

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悲しい
お菊ののろい」の感想

この性格が卑劣な奥方みたいなのが、 俗に言う「悪魔は人間の姿にそっくりで現れるから気をつけろ、」という例なのだろうな。 真実を突き止めようとしないで言われるがままに暴走する男も しょうもないノータリンの大馬鹿者。 でもやっぱり最後には 悪に罰が当たる。勧善懲悪で良かった。 昔話にはこうやって人間の良心とモラルがちゃんとあるから大好き。

悲しい
閻魔の失敗」の感想

きれいなものをわざと壊そうとして、 結局最後は自分が地の底へ落ちていったんだね。でもそれが、自分勝手すぎて自業自得だということが決してわからない、哀しいあまんじゃく。

驚き
閻魔の失敗」の感想

おもしろい( 10代 / 女性 )

怖い
骨をかじる男」の感想

中学生(北海道)の頃、自習時間の時に教頭先生がこの話をしてくれたのですが、最後までいかずにチャイムが鳴り話の途中だったので、滅茶苦茶気になっていた話しで、検索かけてもなかなかでてこなかったのが、ようやく見つかりラストもわかり落ち着き?ました。( 50代 / 男性 )

驚き
爺さまとカニ」の感想

なんとも言えない( 10代 / 女性 )