相手が怪物だか化け物だとしても息なりヤスで突き刺すってどうなの?
むかし、あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんとが暮(く)らしてあった。 爺さんと婆さんには子供(ども)がなかった。 二人はことある毎(ごと)に「子供が欲(ほ)しい、子供が欲しい」と言うていた
昔、九州(きゅうしゅう)のある大名家(だいみょうけ)の飛脚(ひきゃく)が二人、江戸屋敷(えどやしき)への大切な手紙を持って東海道(とうかいどう)を旅していたと。
むかしあったと。ある日、豆腐屋(とうふや)の主人(しゅじん)が用事で家を留守(るす)にしたと。そこで豆腐と油揚げ(あぶらあげ)とおからが、「親方(お…
昔、あるところに、母親を亡くした娘があったと。やがて、ひとつ年下の女の子を連れた継母が迎えられたと。継母(ままはは)は、日が過ぎるにしたがって、継子…
むかしむかしの大昔、上野(こうずけ)の国(くに)、今の群馬県に、大っきな、大っきな天狗が棲(す)んでおったそうな。こいつがたいくつすると、山奥から大…
昔、ある山の中に貧しい炭焼きの夫婦が小屋を作って住んでおったそうな。女房が夜なべ仕事に糸車をカラカラまわして糸をつむいでいると、狸がたくさん集まって…
むかし、あるところに、とんびの親子がおったそうな。子とんびはヘソ曲りの子であったと。親が、「山へ行け」と、言えば海へ行き、「海へ行け」と、言えば山へ…
※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。
語り:井上 瑤/平辻 朝子
相手が怪物だか化け物だとしても息なりヤスで突き刺すってどうなの?
飛脚の仕事をしていただけなのに、狐ということだけで殺されちゃってかわいそう。昔、遠距離を1日走って届けてくれる飛脚の脚力は貴重でしょう。( 40代 / 女性 )
伊勢に住んでいたことがあるので、懐かしい方言、古市、宮川等の地名が出てきて嬉しかったです。ぼた餅ときなこ餅の競争という発想が面白かったです。でも、最後のおちがわかりにくかった。伊勢ならぼた餅よりも赤福では(笑)( 40代 / 女性 )
三方よし。地蔵さまを引き回し犯人をおびき寄せ、集まった人たちに木綿の反物を1反ずつ提出させ、そこから犯人を炙り出すとは、さすが大岡越前の守。でも犯人も警戒して盗んだ反物以外を提出すればよかったのにね。( 40代 / 女性 )
笛の音を聴かせてくれたお礼で、若者一人の命を救おうと真実を告げてくれた池の主(蛇)。自分一人助かるわけにはいかないと村人にも知らせた若者。結局、主も蛇から龍に昇格できずに命を落とし、主(蛇)の忠告を無視し、村人に漏らした若者も予告どおり命を落とすことになった。そのおかげで多くの村人が助かったのだろうが、切ない。夜に口笛を吹くと霊的なものを呼び寄せるからよくないとはよく言われるけどね。( 40代 / 女性 )
布団に寝かしているお姫様を素裸にしてから花の匂いをかがせたのくだりがわからなかった。素裸にする意味あったか?( 40代 / 女性 )
親の言うことを聞かないと悪いことが起こるということですね。( 30代 / 男性 )
ものは捉えようですな。( 40代 / 女性 )
婆さのおもてなし。切ない。( 40代 / 女性 )
なぜ、妹を狙ったのだろう?やっぱり長女は腰が引けたのか?田螺の様子を思い浮かべるとかわいらしくてホッコリさせられました。( 50代 / 女性 )
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